メドレー競作お疲れ様でした!

改めて、メドレー競作お疲れさまでした。本当にお世話になりました。
10年間で自分は5回参加しました。ニコメドを作り始めた2012年から参加していたこともあって、親みたいな存在だと思っています。
ということで、第10回メドレー競作作品と、第10回メドレー競作ではない作品(?)についての後書きです。

10th-medley-kyosaku.vercel.app

あまきらメドレー

以下の2つ(どちらもメドレー競作作品)が一応関連するため、よろしければこちらもどうぞ。

第10回のお題を見たとき、一番作りたいと思ったのがテーマAでした。
前述のとおりメドレー競作に育てられてきた身なので、過去のメドレー競作の復刻は胸熱でした。
自分含めて2作しか作られなかったのは残念でしたが、後に"そういう系"がちゃんと来たので無事成仏できました。
「(複数選択も可)」の記載から「複数テーマを同時に満たせる作品だと面白そう」と思い、ならばとmini2個でやろうとなりました。

せっかくまたminiをやるならと、あまあま・きらきらと同じく「12曲」を使うところは決まっていました。
そして選曲。便宜上、"愛"と"#Koi"はまとめて"恋愛"として扱い、3つから4曲ずつ使う予定でした。
"お菓子"の チョコっとの答え や プライスレス ドーナッCyu♡、"#Siro"の White Vows のように、競作開催当時より後に出た楽曲をなるべく取り入れています。
最終的に”愛#Koi”が1曲多く、"#Siro"が1曲少ない結果になりましたが、まあ問題ないでしょう。
偶然にも"お菓子"が前半、"#Siro"が後半に集まったので、映像は前半あまあま後半きらきらに寄せてみました。まあフォントくらいですが。

集まった選曲の中に With Love と White Vows があったのを見て、ふと「最後に結婚させるか!!」と思い至りました。
そこで、過去のあまあまときらきらを「二人の物語の一部」と捉え、今作を「二人の物語の結末」と位置付けました。
要するに、ストーリー性を持たせた作品にしようとしたわけです。今作はここをめちゃくちゃ頑張っていました。
ただ、反応を見てる感じだと全く伝わってなさそうなので、まだまだ力不足だと思い知らされましたね。次にこういうことするときの参考にします。

ちなみに、ストーリーは以下のように組んでいました。

  1. あまあま・きらきら感のある二人の日常
  2. ちょっとしたことでケンカしてすれ違う二人
  3. それでも二人でいたいと思い、決意のプロポーズ
  4. めでたく二人は結ばれ、二人の日常へとループ

このうち、2だけは上手く構成が作れずお蔵入りになりました。どうやっても構成で表現が出来なかった……
ちなみに、選曲は 白日 や ドーナツホール あたりを用意していました。ショパンと氷の白鍵 も2で使う想定でした。

01. sweets parade
02. プライスレス ドーナッCyu♡

この2曲は、前述の「二人の結末」には大きく関わりません。
強いて言うならどちらも恋人相手のあまあまな歌詞とも捉えられるのでストーリーの1の一部に入るかなと。でも自分は単純なお菓子曲と扱っていました。
じゃあなんで入れたの?自分が使いたかった!それだけ!!(あと、お菓子曲が異常に少なくなりそうだったので)
sweets parade は競作がきっかけで気に入った曲ですし、プライスレス ドーナッCyu♡ は今の自分がお菓子をテーマとしていて入らないほうがおかしいので。
あと、ストーリーの2が出来なかったことで尺が短すぎたのと、お菓子曲が異常に少なかったのを補強する目的でもあります。

03. 恋
04. 恋愛サーキュレーション
05. チョコっとの答え

ストーリーの1に該当するパート。
恋 は「二人の日常」にぴったりだと思いつつも、「夫婦を超えていけ」というフレーズはこの段階では使うべきではないので、サビの半分で切っています。
恋愛サーキュレーション で「めぐり逢えたことが しあわせなの」というところから、二人の出会いに思いを馳せる的な側面も含んでいます。
二人の出会いがあまあまと位置付けているので、バレンタインかつ初々しさのある チョコっとの答え を持ってきています。

06. ショパンと氷の白鍵
07. 気まぐれロマンティック

ストーリーの3の前くらい該当するパート。この辺かなり拗らせてるなと。
ショパンと氷の白鍵 は前述のとおり2で持ってくる予定だったので、原曲は思いっきり別れの曲です。
使用している2番サビの歌詞には過去形が使われていないので、ここだけ抜き出すことで別れた後という原曲が本来持つ文脈を消しています。
続く 気まぐれロマンティック の使用箇所は落ちサビ後半。「あなたとならば 明日を変えられる」を持ってくることで、ストーリーの3に繋げます。
原曲は言うまでもなくラブラブソングなので、こちらも原曲の文脈を消しています。「ダーリン」というワードが来ないようにもしています。

08. メルト
09. 白金ディスコ

ストーリーの3に該当するパート。ここも拗らせポイント。
メルト もラブラブソングなのですが、ラスサビを使うことで、「バイバイしたくない」→「一緒にいたい」と解釈してプロポーズの部分に置きました。
原曲は照れ隠しの「なんてね」で終わりですが、ストーリー展開的にもちろん適さないのでカット。
白金ディスコ は「この永遠を 君に誓うよ」の歌詞なので当然この位置に。ストーリーの4に繋げる布石でもあります。

10. White Vows
11. With Love

ストーリーの4に該当するパート。前述のとおり、ここの重ねがきっかけで全てが決まってしまった。
2曲とも直球のウェディングソングなので、さっきまでとは打って変わって書くことがないんですが……
最後は With Love の「永遠に続きますように」で〆られ、これはメドレーのループともかけています。

12. Colorful Cookie

ループ繋ぎ役。原曲の最後フェードアウトあたりを参照しています。
はじまりのあまあまの1曲目と今回の(ループを除いた)最後の曲という、すごく重要な曲に仕立て上げました。

せぷてんばーっ!2022 / メドレー競作課題曲メドレー


続いてはこちら。一日合作に提出したメドレーです。

今回の一日合作が競作期間と被っていることから、競作お題(と巷で流行っているRTA)を取り入れられたら面白そうかなと思っていました。
というわけで、前日に第8回の「体育」で作るかと思いつつ競作ページを眺めていると、テーマAの一覧にある課題曲ありテーマが17個あるのに気付きました。
体育は18曲という制限があるので、これを各テーマの課題曲で埋められたら絶対に面白いのでは…?と。我ながらいいアイデアと思っていました。
上でも書いたように過去の競作が帰ってくる展開が熱いと思っており、(9/23時点で)そういう方向性の作品がなかったのも背中を押しています。
今回は前日に各競作の課題曲の把握をフライングしていました。これは許してください。

9/24(土) 0:00 開始。
制作スピードはかなり好調でした。半月前にニコメドRTAを走った甲斐がありましたね(?)
「体育」の制約によって一日合作レギュ最長の3分を作ることが必須でしたが、いつもの一日合作と同じく昼頃には構成仮打ちが完了。
実はこのタイミングで某モバマスがなんか投げ込んできて狂っていたのだった
アレンジ作業も順調でしたが、最後のカオスタイムで納得のいくものが捻りだせず、ギリギリの提出になってしまいました。
というかDMログ見返したら2分遅刻。流石にこれは見逃してくだせえ。

動画もサクッと作って提出し、後は合作投稿を待つだk……ん?

テーマ丸被りじゃねーかwwwwwwww
……こうして合作投稿を待っている間に先駆者が二人も現れました。めでたしめでたし。
一日合作でウケを取ろうとした自分に対して、きちんとメドレー競作作品として出したお二方に申し訳なさあります。

01. サヨナラ・ヘヴン
02. Mermaid girl
03. ETERNAL BLAZE
04. DRAGONLADY

当初案ではサヨナラ・ヘヴンは最後だけに置く予定でしたが、Mermaid girlと上手く繋がると気付いて最初にも置いてみました。
第2回「イニシャル」は課題曲1つだけ使ってもテーマが伝わらないので、元に倣って「MED」というそれっぽい単語を作っています。

05. Princess Snow White
06. ショコラ・ティアラ
07. カラフル precious life
08. 秋想い、

競作miniの課題曲はあまきら3部作でそこそこ使っているので、今回はそれらで使っていない課題曲を持ってきています。
あわよくば4曲固めたかったのですが、構成をきっちりと練るには流石に時間が厳しいので断念。

09. ルミナス
10. セカイがカフェになっちゃった!
11. オレンジ
12. 僕らは今のなかで

駆け抜けるの帯までBPMが上がってきたので、比較的作りやすかったです。
秋想い、→ルミナスは第4回、オレンジ→僕らは今のなかでは第5回と、同じ回の課題曲を近くに配置。

13. Southern Cross
14. FLOWER
15. 2 MINUTES FIGHTERS

Southern Crossのラストで〆と思いきや更に続くという展開。わりと上手く作れたのではと思うお気に入りの箇所。
2 MINUTES FIGHTERSは勿論15曲目、第8回「体育」の制約です。
FLOWERの由来の第6回「課題曲」に倣って、裏曲に曲をたくさん入れて1曲軸っぽくしようと思ったものの、時間的に厳しかった。

16. !!!カオスタイム!!!
17. Nyanyanyanyanyanyanya!
18. ガチャガチャきゅ~と・ふぃぎゅ@メイト

そもそもBPMを上げていた目的は、!!!カオスタイム!!!をBPM210以上にしたかったからです。この曲は遅いと「らしさ」が出ませんからね。
ちなみに、第1回「中毒」と第7回「電波曲」は課題曲がたくさんある(特に後者)ので、繋ぎで困ったときのヘルプ要因にしていました。
が、思ったより上手く他を捌けたので余っちゃいました。「体育」を満たすためには15より前では使えないので、この辺の裏で消化しています。
「カオス」「中毒」「電波曲」が集まるこの部分のアレンジはだいぶ苦戦しました… 最終的には、バック音の散らしや細かくするのでごまかしています。

01. サヨナラ・ヘヴン

最初に戻って答え合わせです。ついでにBPMも戻していく。
第6回「しりとり」では最後に使うことになるので、ここでも最後です。しりとり自体は時間的に出来ませんでした…
メドレー競作に「サヨナラ」する意図もあります。