NICONICO DIRECTION【後書き】



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テーマ:RELATIONの続編

「RELATIONの続編」というテーマで構想し始めた今作。
いつから作っていたかというと、なんと2016年からです。まさにRELATIONを作り終わってから作ってました……
当時はニコニコ10周年くらいに投稿を目論んでおり、RELATIONに入れられなかった曲や扱いが悪かった曲がメインでした。
が、途中から後の無印ギガゼニを作り始め、その後も作りたいものを優先。
たまに気が向いたら少しだけ作ったりを繰り返し、そしたらなんと5年も経っていました……
そして2021年、作りたいものを粗方消化できた頃にようやく本腰を入れることに。
ちょうど12月にニコニコが15周年を迎えるので、15周年メドレーに"便乗"して投稿するか〜って感じでした。なお

構成は10月中旬までいじいじしてました。
あとはひたすらアレンジ作業でした。まさかこんなに時間がかかるとはね…
15周年の便乗は間に合わず、3月末にようやく初版音源が完成。なんと総再生時間は25:25!
後は映像を残すのみでした。そう……映像……

映像の挫折、WMPへの転換

見出しのとおり、映像は力尽きました。RELATION並みの映像作るって言ってたのに……
そもそも音源が3か月遅れている時点でかなりモチベが消えていたので、まあ完成するわけないよなと。
一応、3か月は頑張りました。シャルルのところまでは作っています。
裏を返せば、3か月で4分しか出来ていないわけで。そうなると後1年以上はかかるという絶望。
この辺は見積もりが甘かったとしか言いようがないです。RELATION作ってたときと比べてメド作業に充てられる時間が少ないわけで。
6月末に映像作成をほぼ断念。一旦駆け合作10thで気分を切り替え、7月14日、さあどうするかと。

カオスPVではない最低限の映像を付けるがまず浮かびましたが、これだとどうしても入れられなかった動画が発生してしまうんですよね。
音MAD選曲とかが特に顕著で、代表1~2個だと絶対に足らない。ゆえに、納得のいく選出をするのに吟味が必要。
そういうことをしていると段々と映像が凝ったものになり、数か月またかかってしまうのも危惧していました。もうそんなに時間かけたくないよね……
という悩みを経て、WMPで出すになりました。WMPは3日あれば作れる!動画を全て使わないので選出の悩みも不要!

……ここで一つの野望が。「2022年の曲入れられんじゃね?」
構成が21年10月のものなので、当然22年の曲は入っておらず。でもWMPにするなら突っ込めそうでした。
ただ、せっかくの25:25を潰すのもなあという感じでした。そこで、終盤のカオスゾーンをなくして尺を生み出しました。
実は、カカカタ☆カタオモイとぼくとわたしとニコニコ動画の間には34小節のカオスゾーンがありまして。
「RELATIONゾーン」ともいうべきものでしたが、映像が作れない時点でRELATIONの続編というテーマを前面に出しづらくなった以上、これもいらんなとなりました。
カオスゾーンがなくなった分で2022年の曲+αを追加し、終盤BPMの調整をして完了。
なんとか25:25を保てたどころか、ミリ秒単位で25:25:25になるという奇跡が起きました。これはマジでびっくりした。

そんなこんなで、4日で無事完成。告知を経て23日に投稿できました。

(1/7 追記)「RELATIONゾーン」音源はこんな感じです。ここに足すつもりが完全に忘れてた

選曲について

ほんとに久々の全期間ニコニコオールスターメドレーなので、選曲バランスもかなり考えていました。
RELATION当時とはニコニコの雰囲気も異なるので、RELATIONの選曲方針とは違うところもあります。


最後を除いた全161曲の流行年代別のグラフがこんな感じです。
年代別選曲バランスの目標として、「RELATION以降の流行を多めに取り入れる」を置いていました。
いつもの顔ぶれに新参が溶け込むところをオールスターニコメドでは大事にしたいと常に思っているので、ここは揺るぎませんでした。
RELATIONは2015年までなので、おおよそ半分がRELATION以降の流行となりました。とてもいい塩梅になったかと。
あえて言うなら、(く)以降の顔ぶれをもう少し増やしたかったですね。2016~17年が多すぎたかなと。
下地がRELATION直後に作ったものゆえに、この辺の選曲が多くなりがちでした。流石に未だにGINZAにすがってはいない


楽曲ジャンル比率はこんな感じ。なんか見たことあるジャンル配色。
御三家:アニメ:それ以外=1:1:1 って感じです。まあこんなもんかなと。
RELATIONと比較すると、ボカロが6%くらい増えています。あ、ここでいうボカロは広義(合成歌声全般)の意味です。
ボカロに関しては、公式企画が盛り上がっているのと、歌ってみた筆頭の派生動画の元になるという点を考慮して多めにしています。
ダダダダ天使、夜に駆ける、うっせぇわなどのボカロ文脈に限りなく近い曲は含まれていないので、体感はもっと多めです。
あと、アニメが7%くらい増えてますね。これはあんまり狙っていませんでした。
近年のニコニコだと、最新アニメの曲が流行ることが少なくなっていると感じており、特に新しいのはそこまで抑えていませんでした。
なのにむしろ増えているとは…… The Biggest Dreamerやコネクト(2022年扱い)あたりの、一昔前の楽曲が流行るパターンで稼いでいるのかもしれません。

以降、メドレー本編のパートごとの話

001. みくみくにしてあげる♪
002. true my heart

古のニコメドみたいな選曲で開始。古きも大事にしていきたいし。
最初に弾幕ソングを持ってくることでコメント誘発を狙っています。RELATIONは序盤に弾幕することろなかったですし。
RELATIONの出だし(M@STERPIECE→おちゃめ機能)の流れやアレンジを意識しています。
鳴らす音やドラムリズムをできるだけ当時のものに近づけています。

003. シル・ヴ・プレジデント
004. ファミポップⅢ
005. ロマンスの神様

前述のとおり、最後に追加したパートです。当初はきしめんからそのまま振り返りゾーンに移っていました。
シル・ヴ・プレジデントは途中で没った曲の1つなのですが、個人的にクソ好き曲なのでパート追加で復活させました。ついでに同じく没っていたトロ無も入れてます。
ロマンスの神様は言うまでもなく本メドレーにおける最新の流行りですね。
「今どきWMPかよ!」と視聴者に思われるのは間違いないので、初見バイバイを減らすためのなにかが必要でした。
じゃあどうすんのとなった時に、最新の流行がバァンと出てくるのがいいのかなと。なのでここに曲を足すことに。
音楽的にも流行りの万人受け的にも上手く組み込められるロマ神が流行っていたのは相当運がいいと思いました。
火力を求めるならワッカなんですが、彼には終盤を任せています。

NC22. ロマンスの神様
NC21. うまぴょい伝説
NC20. たべるんごのうた
NC19. チカっとチカ千花っ♡
NC18. U.S.A.
NC17. ようこそジャパリパークへ
NC16. 前前前世
NC15. ふ・れ・ん・ど・し・た・い
NC14. Daydream café
NC13. 紅蓮の弓矢
NC12. Sparkling Daydream
NC11. 千本桜
NC10. マトリョシカ
NC09. Bad Apple!! feat. nomico
NC08. U.N.オーエンは彼女なのか?
NC07. Dr.WILY STAGE 1
NC06. レッツゴー!陰陽師

出ラッシュで15年を振り返るゾーン。出だしでグッと視聴者を引き寄せたかったというのもあって、ここでラッシュが入る構成です。
摩天楼に代表される出ラッシュを意識しつつ、時代を遡るのは十年祭リスペクトです。2015~13年は繋ぎ方も同じなんですよね。
直前にロマンスの神様を追加したことで2022年も広げられることに気付いたので、曲名表記だけですが足しています。

006. 侵略ノススメ☆
007. ミッション! 健・康・第・イチ

ラッシュ明けで明るい感じを出すあれ。
この辺は2016年当時から考えていた構成です。なので、ミッション! 健・康・第・イチは後(2019年くらい?)に差し替えています。

008. お願い!シンデレラ
009. BE MY BABY

デレマス曲と実質デレマス曲。急にBMBBの点で、割り込みシリーズを多少意識しています。
2曲の原曲はコード進行も雰囲気もだいぶ違うので、おねシン側に寄せています。
この辺はBMBB最盛期に突っ込んだ覚えがあります。もはや懐古の域ですね。

010. ふたりのもじぴったん
011. TOWN
012. smooooch・∀・

元々もじぴったんだけでしたが、物足りなかったのでアイマス繋がりのてってってーで埋めています。
実はsmoooochに入るところでAb→Ebの移調をしています。同音コードを使いつつ上手く移調できたので、個人的に気に入ってます。

013. Bad Apple!! feat. nomico
014. エアーマンが倒せない

これまた懐古選曲すぎる重ね。
御三家は早めに全部出しておきたいと思っていたので、悪林檎がここに入ってます。

015. Love Cheat!
016. にんげんっていいな
017. 日立の樹

出だしが同じ音で似ているよねっていうノリ。
採用動機とは別ですが、にんげんっていいなは2022年になってKYSさんの替え歌で再注目されていたり。

018. すーぱー☆あふぇくしょん
019. ふ・れ・ん・ど・し・た・い

シリアルとコミカルの両方を持つ作品、という感じで合わせました。カニファンは元作品という意味で。
曲自体はどっちも明るいので、メドレーアレンジも楽しい感じになるようにしていました。

020. Daisuke
021. ナイト・オブ・ナイツ
022. 疾走あんさんぶる

大好き→Daisukeの定番ネタ。
RELATIONの逆繋ぎでもあります。当時本当はこういう繋ぎをしたかった。
ナイツと疾走あんさんぶるはビートまりおさんのアレンジ繋がり。

023. 夜に駆ける
024. テレキャスタービーボーイ
025. シャルル
026. グッバイ宣言

前パートからは「ナイト+疾走=夜に駆ける」という連想です。
序盤でここだけやたら新しいと思った人。まさにそのとおりで、2021年の本格始動後に追加しました。
今作ではここみたいな「ボカロ系ミニラッシュゾーン」をいくつか挟んでいます。
近年のニコニコでのボカロの勢いを考えるとどうしても曲数が増えてしまう一方で、選曲が偏ることも懸念していました。
そこで、まとめて使うことでボカロ曲が登場したと認識する回数を減らし、ボカロ多すぎと思われなくする意図があります。
音楽的な話になると、この部分は近年ボカロ系統に多い丸サ進行を使っている曲を集めています。
2021年の一日合作で丸サ進行を取り上げた時にこの4曲を使っていますが、今作で作ったものをあちらに流用したという時系列です。

027. 前前前世
028. HOT LIMIT

前前前世の後半部分に入れる曲を思いつくのにそこそこ時間がかかった思い出。
コード進行は2曲を組み合わせたものになってます。いい感じになったのでよかった。

029. もってけ!セーラーふく
030. コミュニケーション・ブレイクダンス
031. ふしぎなくすり

この辺で雰囲気の切り替え。生音ドラムに切り替えています。
今どきもってけをこんなにデカく使うのも珍しいですよね。らき☆すたはRELATIONで使えなかったんでその分大きめにって感じでした。
ボスラッシュとふしぎなくすりは反転系手書きMAD繋ぎ。

032. はじめてのチュウ
033. おどるポンポコリン
034. 香水

ふしぎなくすりのピカチュウからの「チュウ」繋ぎ。
はじめてのチュウは特に音MAD方面で伸びているものの、あまりメドレーでは見かけない印象。
おどるポンポコリンと香水は各所でメロディーが似ていると言われてましたね。あとはライナーMAD繋がりです。

035. ハム太郎とっとこうた
036. ウィーアー!

前パートを含めた4曲で国民的アニメ繋がりです。この2曲も知名度が高いので、年代関係なく話題になりやすい印象。

037. 新宝島
038. 盆回り

前曲からは「秘宝を探して海を冒険する物語→海にあるお宝→宝島」の連想な繋ぎ。
また、新宝島ドリフ大爆笑のオマージュなので、関連する8時だョ!全員集合のBGMである盆回りを入れてます。

039. POP TEAM EPIC
040. unravel

前曲からは言うまでもなく新ポプテ島から。
アレンジの変化が欲しかったので、ワブルベース的なものを入れてます。DTMよわよわなのでなんちゃって程度ですが。
最初は新ポプテ島をそのまま重ねで使っていましたが、後からunravelを足しています。

041. 砂の惑星
042. ゴーストルール
043. 脱法ロック
044. KING

2度目のボカロ系ミニラッシュゾーン。
KINGはもうちょい扱いを大きくしたかったけど尺が足りず。せめての思いでサビの〆だけでも前に出しています。

045. 千本桜
046. Get Wild
047. はなまるぴっぴはよいこだけ
048. ウサテイ

ボカロ曲が新しいものばっかりになっていたので、古きの代表曲である千本桜を長めに使っています。
はなまるぴっぴはよいこだけは裏でも少し長め。おそ松さんが2016年も継続して流行っていたのでちょっとは優遇したかった。

049. Death by Glamour
050. ECHO
051. Seyana.

アンテはニコニコ文脈で採用するならMEGALOVANIAとDeath by Glamourの2択だと思っている自分。
ギガゼニで前者を使ったので、今回は後者です。2021年にスネ夫MADで再注目されたのもありますね。
ECHOやSeyanaはなんか上手く重なったのでそのまま採用。GINZAの流行は個人的に思い入れあるので、扱いが小さくなるのちょっと心苦しい。

052. U.S.A.
053. 患部で止まってすぐ溶ける ~ 狂気の優曇華院
054. Daydream café

次のメルヘンデビューを含めて「USAぎ」繋がりです。
特にU.S.A.とDaydream caféは、メロディーの雰囲気も近いのでぜひとも合わせたかった。。

055. メルヘンデビュー!
056. 全力☆Summer!

この2曲結構何もかも違うんですが、わりと力技でなんとかした。
アフォナーの例の繋ぎはメドレーでも散々使われてるのであえてしない、というよりも全力☆Summer!のサビを使いたいだけなんですけどね。

057. Shangri-La
058. あいつこそがテニスの王子様

気付かないうちに変わったので、ドコドコバストラム連打です(?)
曲の初出は近いのに、ニコニコでの流行が10年以上離れている2曲。直接は繋げませんでしたが、次の甲賀忍法帖も近いですね。

059. 甲賀忍法帖
060. 紅蓮華
061. 紅蓮の弓矢

甲賀忍法帖の歌詞が鬼滅っぽいので、紅蓮華と合わせています。「水」「刃」のフレーズが出てくるので、かなり親和性あると思う。
後半は言うまでもなく紅蓮繋ぎ。紅蓮の弓矢のほうが1小節短いので少しカットしてます。

062. お願いマッスル
063. B.B.K.K.B.K.K.
064. SUSHI食べたい feat.ソイソース

コード進行が似ている3曲を繋ぎ重ね。
お願いマッスルはもう少し扱いを大きくしたかったです。サビ後半にメロディーがないので、どうしてもこうなってしまう。

065. うまぴょい伝説
066. 生存本能ヴァルキュリア

次のLost Princessを含めた3曲でCygamesのアプリゲーム繋がり。
ウマ娘は直近でかなり大きな流行りなので、大きめに扱ってます。
前半の山場なので、刻みとか入れながら盛り上がる感じを目指しています、一応。

067. Lost Princess
068. リアルワールド

バラードパートへの移行のパート。
Lost Princessから先の繋ぎを生むのがとにかく大変だった…… この曲使うのむずすぎる。
最終的にリアルワールドをコード改編して半ば無理やり収めました。サビの前半後半の継ぎ接ぎもしてるし、かなり強引です。

069. ばかみたい
070. 目が逢う瞬間

どちらもネタにされがちな曲ですが、別れ系の曲という共通点がありますね。
音源でもサックスをメロディーに使って雰囲気を出そうとしています。儚げな感じが伝わっていれば。

071. Credens justitiam
072. 沈黙のレクイエム

首が飛ぶ繋がりです。我ながら最悪な繋ぎだなここ!!
コーラスとかパイプオルガンとかいろいろ持ってきて、絶望感を出そうとしています。
リゼロ15話EDはあまりメドレーでは見かけないですね。この曲が差し替えられる立場なので、聞き覚えないのも仕方ないのかもしれない。
余談ですが、この辺は当初の展開から大きく変わっています。最初はここで敗北寄りのUNICORNを挟んでフリージアに繋ぐ予定でした。
ただメドレーのキーがAminで勝利方向のUNICORNと一致してしまい、どうしても敗北感を出せなかったので没になりました。

073. 旧支配者のキャロル
074. 悲しみの向こうへ
075. 芥川龍之介の河童 ~ Candid Friend
076. ヘドウィグのテーマ

3拍子ゾーン。SAN値、誠、耳が順番に死んでいく繋ぎです。
そういや割れポをギガゼニで使ったときも死関連繋ぎでしたね。メドレー上の位置付け(BPM変動直前)も似ています。
にとりは唯一流れに関係ないですが、トラウマ連想で動画にきゅうり味を持ってくる想定でした。

077. ポケットにファンタジー

後半戦スタート。BPMは142に落ちます。
個人的にRELATIONの後の選曲でかなり入れたかった曲です。ポケモン20周年周辺で聞く機会が多かったので妥当な選曲かなと。
一定年代の泣きソングとして定評のある曲なので、エレピのしっとりとした感じでいきました。

078. トライアングル
079. きょうもハレバレ

トライアングルの歌詞冒頭「明日のお天気も晴れだね」から「晴れ」繋がりです。ハレ晴レユカイとの2択の末、上手く重なったこちらを採用。
天気予報シリーズでAメロを一番聞くことになるので、Aメロの採用です。サビも使いたかった。
「知りたいのは今日じゃなくて明日の天気」で笑いました。そこまで考えてなかったよ。

080. TOMORROW
081. FREELY TOMORROW

前のパートから「明日」繋がりの2曲。
このすば2は意外かもしれませんが、曲はこっちのほうが流行っているので妥当かと。ギガゼニで既にfantastic dreamerを使ったのもあります。
この辺のアレンジは、アコギとドラムが個人的にいい感じにできたと思ってます。

082. たべるんごのうた
083. 山地ステージ

たべるんごのうたは原曲にコード進行がないので、打ち込みで使うときは困りますねえ。
直近の大きな流行ですが、フルで使ってもそこまで長く使えなかったので仕方なしと割り切っています。BB配布の2回目も流すべきだったか
スカイハイはリズム感がしっくり来たので裏として採用。

084. meow bell
085. かくざいもくざい
086. Linear Slope

「あかり」繋ぎ。BB配布のおかげで派生が作られまくった共通点もあるかも。
22年流行りは元々入っておらず、meow bellが中速BPMなのもあって、中速パートのどこに差し込むかで悩みました。
ちょうど名前繋がりができるここが思いつきました。
ちなみに、元々は表がLinear Slope、裏がかくざいもくざい という配置でした。

087. ウミユリ海底譚
088. Nyanyanyanyanyanyanya!

Linear SlopeからはdaniwellP繋ぎ。
で、ここ原曲MVの白い人重ねです。実はここは大分前に没った重ねの再利用です。

089. Baqeela
090. il vento d'oro
091. Oshama Scramble!
092. GOLD RUSH

BaqeelaとOshamaがセガ音ゲー繋ぎ、ジョルノとGOLD RUSHが黄金繋ぎです。
Baqeelaとil vento d'oroは新しめの流行曲の中でもトップクラスに使うのが難しい2曲。じゃあこの2つ合わせたらいけるんじゃね?というノリで合わせました。
元々Baqeelaの刻みからRED ZONEに繋ぐ予定でしたが、テンポアップも兼ねてもう少し尺が欲しかったので、脳内であったOshamaへの繋ぎを使用。
Oshamaは流行りとして弱めかなと思いつつも、繋ぎのハマリ度合いとエア本繋ぎできるじゃない!もあって採用を決めました。

093. RED ZONE
094. 顔面騎乗用BGM
095. エイリアンエイリアン

BPMが182に戻り、一気に疾走感出す感じで。図らずとも音MAD曲が並びました。
GOLD RUSHとRED ZONEでBEMANI繋ぎ、さらにエイリアンとは赤色繋ぎです。
亀上的竜宮生活×エイリアンエイリアンの音MADがあるので、そちらも意識していますね。
亀上的竜宮生活は流れ的に激しさが欲しかったのでアレンジ版の採用になりました。刻み部分はぜひとも使いたかった。

096. ラブリー乙姫
097. on and on

前曲からはアレンジ版がよく使われる音MAD曲繋がり。両方コナミゲーム、しかも竜宮繋がりでもあります。
ラブリー乙姫とマイムマイムでメロディー違うのに最近ようやく気付いたので、改めてこちらを採用。
on and onは裏にいることで物足りなさを埋めてくれた優秀な子。繰り返しメロディーなのでこういうところに使いやすいです。

098. DRAGONLADY
099. 熱き決闘者たち

最初はラブリー乙姫→グルメレースの予定でしたが、急ブレーキ感がすごかったのでワンクッションとして置いてます。
遊戯王といえば竜/ドラゴンのイメージが強い繋がりなのでここに置いてます。曲自体の流行に加えて、タンクトップ小隊要素です。

100. 激突!グルメレース
101. 男女
102. チカっとチカ千花っ♡

音MAD選曲でも激しめなものが続いたので、ちょっと小休止な役割。
今更グルメレースの扱いが大きめなのは、ハッカ油の流行が大きいですねえ。運営側も塗ってますし……
チカっとチカ千花っもまた使うのが難しいんですよね。グルメレースとマッチしてよかった。

103. 恋は渾沌の隷也
104. ファッとして桃源郷

音MAD文脈のアニソン2曲。
今作の数少ない6小節で切り替わるポイント。共通音とかではないですが、流れは上手くいったかなと。

105. 공격전이다 (攻撃戦だ)
106. ミツボシ☆☆★

前曲からは中国北朝鮮の隣国繋ぎ。また、北といえばミサイルなので、大気圏突入の連想でミツボシが入りました。未央Pに怒られろ
ニボシ☆☆★発端の出落ちシリーズで有名なので、めちゃくちゃ短いです。

107. うっせぇわ
108. アンヘル
109. ベノム
110. ロキ
111. ルマ
112. ダーリンダンス

3回目のボカロミニラッシュゾーン。ここも丸サ進行祭りです。
そして裏曲でかいりきベアさんを次々繋いでます。ここの4曲めっちゃ似てますよね。
元々はうっせぇわ×ベノム→ロキ×ラグトレインで組んでいましたが、ラグトレインを切り出して穴埋めどうするか悩んだ結果こうなりました。

113. 乙女解剖
114. ラグトレイン

色合いが似ている2曲。ボカロが続きます。
先述のとおりラグトレインはロキの裏に入っていましたが、大流行を受けて流石に扱いが小さすぎたので切り出しました。
このままだと中途半端な尺になるため、没になっていた乙女解剖を復活させました。

115. U.N.オーエンは彼女なのか?
116. ハルトマンの妖怪少女
117. 月まで届け、不死の煙
118. 星条旗のピエロ

東方連打です。前2曲が妹繋ぎ、後2曲が月繋ぎです。
後半パートに東方曲が皆無で流石にないだろって感じだったので、一気に使っています。
せっかくの東方ゾーンなので、発狂ピアノっぽいのも入れてみたり。

119. God knows...
120. Don't say ”lazy”
121. 町かどタンジェント

前半重ねが京アニ重ね、けいおん→まぞくできらら繋ぎ。
まぞくは曲の流行りが微妙で最後まで入れるか悩みましたが、1曲くらいそういうのあってもええやろと採用しました。

122. 恋
123. 非実在系女子達はどうすりゃいいですか?

2拍カノン進行に近い2曲の重ね。14小節目あたりのメロディーの一致が気持ちよかった。
ぬきたしOPはサビ後半のあの溜めがいいと思っているので、そこで表裏を切り替えつつしっかりと使いました。

124. 白金ディスコ
125. The Biggest Dreamer
126. 極楽浄土

2拍王道進行系統を順当に採用。白金ディスコと極楽浄土が上手くハマって個人的に好き。
ビガビガは曲というよりシリーズ(戦法)からの採用です。RELATIONだとTrue Blueに近い立ち位置です。

127. ドラえも~ん!
128. やる気のないダースベイダーのテーマ

今作唯一の3曲重ね。スネ夫はRELATIONでも3曲重ねで使ってたので縁がありますね。低音なので重ねの邪魔にならないのがいい。
今になってのスネ夫の採用はわたぴーさんの影響が大きいです。あの人の技術力はえぐすぎ。
PartyParrotは動画ごとに使われているBGMが結構違うのが難しい。最終的に一番使われているであろうこの曲になりました。

129. 神っぽいな
130. ドラマツルギー
131. フォニイ
132. マーシャル・マキシマイザー

ボカロミニラッシュゾーンその4。3曲が2021年という超フレッシュな面々です。
後半2曲は可不重ねです。2021年に一番躍進したボカロ(広義)と言っても差し支えないので、是非とも取り上げたかった。
神っぽいなとマーシャル・マキシマイザーは一応2021年枠の選曲ですが、2022年にも尾を引いていますね。

133. シュガーソングとビターステップ
134. MOON NIGHTのせいにして
135. 星間飛行

シュガビタの「夜になる」からの夜イメージの月や星が来る流れです。
ムンナイ→シュガビタを早々に思いついていたので、後はよしなに。

136. ココロオドル
137. 打打打打打打打打打打

同音連打系の2曲。
ココロオドルは裏のメロディーも採用。というか、速すぎてココロオドル感が出なかったゆえの補強案です。

138. デビルマンのうた
139. ルパン三世のテーマ
140. コブラ

ダークな雰囲気の昔のアニメでまとめています。作品名が入る主題歌ってもろに昔というイメージ。
3曲とも「男」という歌詞が出てくる箇所を繋いでいます。(ルパンは公式歌詞より)

141. READY!!
142. それは僕たちの奇跡

コブラといえばアニマスなので、そのまま流れでアイドルゾーンです。
ド定番の組み合わせですが、自分が使うのは初めてだったりします。二十番煎じくらいだけどお構いなしです。

143. Flyers!!!
144. Virtual to LIVE

ラブライブとミリオンライブで「ライブ」繋がり。さらに曲名にLIVEが付くVirtual to LIVEに繋いでます。
繋いだ当時はミリマスとにじさんじの間に接点がなかったのですが、投稿少し前くらいに公式案件生まれてたんですよね。めっちゃ偶然だ。

145. ダンスロボットダンス
146. ダダダダ天使
147. 金星のダンス

VTuber関連でMADが多いダンロボに繋がり、そこからナユタン星人さんゾーンです。
次々と交替する形でまるで1曲に感じるように作ってます。ここは特に作っててすごく楽しかったですね。

148. UNION
149. 創聖のアクエリオン
150. トラベルナ

この辺は共通音でなめらかに繋ぐ、本作内ではちょっと志向を変えたパートです。
UNIONとアクエリオンは「合体」繋がり。曲の意味的に前者は合体より同盟ですけどね。
ここまでで古の弾幕曲がきしめんらきすたしかなかったので、ここらで入れてみました。

151. ようこそジャパリパークへ

前曲からはネコ科繋がり(強引)
RELATION以降の一番大きな流行りはやはりけもフレなので、終盤のいい位置に持ってきています。

152. ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C

「なんで今更この曲の扱い大きい?」となりそうですが、ちゃんと理由があります。
新しめの曲を優遇しがちなので、1曲くらい古い曲をデカく扱いたかったんです。でもあんまり古いメドレーと思われたくもなかった。
「しもメド選曲ではない」「そこそこ古い曲」「カオス直前で盛り上がれる曲」あたりで、ここまでで未使用の曲を絞りました。そしてこの曲に。
本来のカオスゾーンをヒャダインさんで挟む意図でしたが、結果としてジャパリから原曲の転調を使って上手く繋がったのでよかったです。

153. コネクト
154. Pollyanna

前述通り、元々あったカオスゾーンと入れ替わった22年枠です。一応、前曲とは11年上半期のアニメ系流行繋がり。
映像を付けないことが決まっていたので、ワッカと伝わるようにガッツリとメロディーを変えています。
更にワッカ繋がりのPollyannaも入れてます。突貫でしたがかなり上手く入ったのでよかった。
ワッカ居なかったらまどマギとMOTHERで感動系だったというコメは笑いました。いうてFF10も感動系だろ!!!

155. ぼくとわたしとニコニコ動画
156. ニッポン笑顔百景

「終盤で陰陽師に頼らない」というは初期段階で決まっていました。で、その役を担えるのはぼくとわたしとニコニコ動画かなと。
そこから、笑顔繋がりかつヒャダインさん前山田さん繋がりのニッポン笑顔百景が入りました。

157. 命に嫌われている。

終わると見せかけてさらに続くやつです。ニコってるのきみ知ら、摩天楼のシュガビタ枠です。
流行り規模に対して扱いが大きすぎることを危惧していたので、去年年末の「ニコニコを愛している。」やまふまふさんの紅白歌唱で再注目される機会が多かったのはありがたかったです。
コード進行改変はボカロ都市の同曲パートのコードを参考にしています。あちらでも盛り上がり直前に使われてますね。

158. RAGE OF DUST
159. 初音ミクの消失 -DEAD END-

BPMは222まで上昇。「叩きつける」重ねです。高速が映える2曲だからこそ、ここに置きたかったのがあります。
オルガが出てきてしまうとどうしてもネタになってしまうんですが、ここで使うのにはちゃんと意味があります。詳しくは後程。

160. 閃光
161. ドーナツホール

ガンダム繋がり。どっちもかっこいい曲なんですが、どうもネタにされてしまいました。
閃光も原曲はそこそこ速いですし、後述のためもあってここで使いたかった曲なのです。
ドーナツホールはBPMがニコメドにそぐわなさすぎると有名(?)な曲。なので、高速地帯で使ってみました。

最後の曲に入る前に、終盤の高速BPM地帯のテーマについて。
「去る者に別れを告げる」「どんな状況でも前に進んでいく」という二つのテーマを意識した選曲にしています。
前者は裏曲の初音ミクの消失とドーナツホール、どちらも別れをテーマにした楽曲です。
後者は表曲のRAGE OF DUSTと閃光、何かを起こそうとする人と新しい場所を目指す人を題材にしています。
なんでこの二つをテーマにしたかというと、今のニコニコ動画がそういう立ち位置であると思っているからです。

ニコニコ動画が生まれて早15年。多くのクリエイターが誕生して去っていきました。
クリエイターが去っても、投稿した動画や生み出した文化は残り、後のクリエイターの一部になります。
そういうことを繰り返して前に進んでいるのは、今も昔も変わらないんじゃないかと思っています。
そんな場所であるニコニコ動画を表現するために、前述の2つのテーマを置いています。
そして、このテーマは最後の曲に繋がる、というわけです。

162. 瓦礫の塔

まず最初に、めちゃくちゃマイナーな曲で〆てごめんなさい!!知らないよねやっぱり!!
高々20万再生なので、自分みたいなkemuさんファンやボカロ好きでないと絶対知らない曲だと思います。
(個人的にkenuさんのネームバリューでもう少し伸びると投稿直後に思っていたので、伸びなかったのは予想外でした)
なので、曲リストでは流行年は書いていないです。だってニコニコで流行っていないので。
入れた理由は2つ。「曲の布教と看板曲に仕立てる」「直前のテーマに合致する」です。

看板曲は言うまでもないかなと。摩天楼のアスノヨゾラ哨戒班みたいな立ち位置です。
ちなみに、原曲はアスノヨゾラと同じくAmajキーです。なので、余計にアスノヨゾラ枠に置きたくなるんですよ。
布教も加わると、拙作ギガゼニのシルエットとかが同じ立ち位置です。好きな曲なんで知ってもらいたいんよ。

そしてテーマに関して。上述のテーマが決まった後に瓦礫の塔が公開された、という順番です。
特に、メドレーで使ったラスサビが顕著ですが、この曲の終盤は「君に別れを告げて」「僕が"毎日"へと踏み出していく」という流れです。
なんとメドレーで表現したいテーマと怖いくらい一致していました。こんなのが構成考案の終盤で突如落とされたら使うしかないでしょ。
他にも、タイトルにもある瓦礫の塔も重要だったりします。
曲中では 瓦礫の塔=僕らが積み上げたがらくた と表現されており、このがらくたが投稿した動画や生み出した文化と近いなとも思いました。

ということなんで、流行・知名度を全て差し置いてトリになってもらいました。
この辺も映像で表現できたらなと思いつつも、多分できんなこれ……ってなってます。こういう詩的な表現はむずいと思います。