NICONICO DIRECTION PV合作に参加しました!

以下のパートを担当しました。

  • 侵略ノススメ☆ ~ グッバイ宣言
  • 千本桜 ~ Seyana.
  • Baqeela ~ エイリアンエイリアン

使用した動画は下記のスプシからどうぞ!多すぎてここに載せるのは諦めた

侵略ノススメ☆_グッバイ宣言_使用動画 - Google スプレッドシート
千本桜_Seyana_使用動画 - Google スプレッドシート
Baqeela_エイリアンエイリアン_使用動画 - Google スプレッドシート

最初に補足情報から。
音源の解説記事のときに話しましたが、侵略ノススメ☆~グッバイ宣言のパートは音源投稿時に作成済みでした。
で、あえなく没ったわけですが、今回はその部分を丸々採用していただけることになりました。本当にありがとうございます。
なので、実質合作のために作ったのは残り2パートですね。

以下、各パートの解説です!

006. 侵略ノススメ☆

イカ娘は楽曲というよりアニメ本編が流行ったという印象なので、動画数は控えめでOP映像を目立たせています。
侵略ノススメの最新枠には「歌の後に~」の続編が入っています。再生数自体は少なめですが、10年前と同じノリで出てきたのが印象的だったので。

007. ミッション! 健・康・第・イチ

はたらく細胞もアニメ本編の印象なので、同じくOPを目立たせています。
最後4つは、無職→弟の姉さんの替え歌→社畜 で繋いでいます。無職は静(エフェクトなし)、社畜は動(振動)で分けています。
後発要素であるBLACKは是非とも入れたかったです。

この2曲ではどちらもキャラクターの立ち絵を使っていますが、これはRELATIONのオマージュですね。
自分が全編動画を作れていたら、こういうシーンが後でいくつか出していき、最終的にはサムネに集める予定でした。


008. お願い!シンデレラ

前半が本家モバマスとアニデレ、後半はデレステがメイン。
一時期流行ってた一発ネタ(シナナイデ、シンゴジラ)やら、除夜m@sやら。
デレステパートは尺的に非公式ネタはほぼ入れられず。陣内デレステのイヴダイマのとこだけ入れたのですが、1年経って時事ネタになったという。
そしてデレステMV動画がドカッと40個。多すぎだろ!!
「10から」のFlyers!!!でミリシタMVを並べていたのが発想元ですが、使える尺の短さと使いたい欲の両方を満たした結果こんなことに。


デレステMVは2016~17年辺りで高い再生数を出しているのに反して、メドレーPVで使われるのは稀なんですよね。なので使いたかった。
ニコニコで50万再生以上のもの(いくつか例外あり)で選出しているので、一応本筋からはズレていないはず。
デレマスP人格のちゅるちんを召喚したので、実は配置には小ネタを結構入れています。
上のスクショだと、属性代表ユニット(PCS/トラプリ/ポジパ)やら、7周年の7人が固まっていたりなど。ニコニコの域を出るので、これ以上は割愛。

009. BE MY BABY

しゅがみん公式楽曲の凸凹スピードスターのMVから繋ぐのに加えて、割り込みシリーズ風の演出にしています。MVが止まるところとか。


前半裏は、BMBBのMADからmomoさんとほたてPの力作を2つずつ。
後半は顔コラ祭り。ギガゼニでもやっただろが!ですが、今回はアイマス以外のネタもいくつか足しています。

010. ふたりのもじぴったん

もじぴったんとてってってーの共通点としてアイマスニコマスがあるので、バックはこれらの動画で繋いでいます。
ふたりのもじぴったんの楽曲としても後発要素は思いつかなかったので、もじぴったんからV勢のプレイ切り抜き動画を採用しています。
画面にもじぴったん要素がなさすぎたので、もじくんを切り抜きフレームに使っています。

011. TOWN

前半はアニメ系音MADを並べています。それ以外としては、マイケルは外せないのでここに入れてます。
他にも、ブルアカMADが伸びてたなあということで、ここに足しています。没ったときにはなかった要素。
後半は演奏系(?)とアル中カラカラです。後者はニコニコを超えててってってーがテーマソングになっているイメージ。
さらに、ニコラン要素も入れてます。実はランキング動画の一部分でした、みたいな演出。順位は曲番号です。
当初はニコラン本編をスクショして切り抜いてましたが、なんと!にしたけさんに作っていただきました!
各種アイマス数字ネタも氏によるものです。ありがとうございます!

012. smooooch・∀・

向かって左側に走るのをイメージして、動画もスクロールさせて次々と登場する感じです。
配置で色々とネタを仕込んでいます。東方、アイマスジョジョVTuberJRPG(ペルソナテイルズ)、任天堂(ハンマーピカチュウ)、といったところ。
実はループしているので、ループと伝わるように全体的に少し曲げています。

013. Bad Apple!! feat. nomico

カラフルなsmooooch・∀・から白黒の悪林檎、という切り替わりが分かるように、2値化を使いました。
影絵本家を除き、2014年以降投稿動画の縛り で選出しています。悪林檎は今も昔も動画が伸びる曲だからこそなせることです。
前半は MMD影絵再現 でまとめ、後半は 技術部系→一般MAD→例のアレMAD→ボイパ対決 と移っていきます。
影絵の配置ネタは、動物系(ウマ娘けもフレ)、にじさんじ&ホロライブ、艦これ&とうらぶ、あたりです。長めに使いましたが、如何せん白黒だから伝わりづらいかも。

011. エアーマンが倒せない

前半はロックマン2のステージ選択画面風に替え歌動画を並べています。
フレームは自作しました。いい感じに再現できたかなと。


(参考画像のロックマン2は拾い物です)

後半はエアーマンが攻撃してくるイメージの演出にしました。
動画は、ハルヒ替え歌→ロックマン関連動画→2010年代以降の動画、の順で、最後は10周年動画で〆。没後に出てきたいなり男も回収。

012. Love Cheat!

ご存じのとおりパロ動画が有名な曲ですが、メドレーで流れている箇所がパロ映えしないので結構悩みました。
最終的に、流れている箇所とは異なるAメロ箇所を使うことにしました。パロ映えするのはこっちかなと。
4:3と16:9の動画が入り混じっているため、配置は苦労しました。ネタは仕込まず、対称性を重視しました。

013. にんげんっていいな

作っていた当時どうにも思いつかなかったので、ただ並べただけになってしまいました。
一応出てくる順は考えています。替え歌→例のアレ→一般MAD の順です。

014. 日立の樹

同じく、並べただけです。木ィ原くゥンリスペクト→例のアレ→その他 の順。
完全余談ですが、合作投稿から数日後にめちゃくちゃ入れたい動画が出てきましてですね。メドレーPVあるあるですね。

2曲の締めとして、アニメ公式による奇行パロディ繋がりを入れています。あえてのモザイク表現。
メドレー音源作ったときは全く頭になく、動画を作っているときに思い出しました。

015. すーぱー☆あふぇくしょん

前半は本家とFGO公式パロで、さらに型月関連で再生数が伸びたCM動画も織り交ぜています。
後半はMMDパロです。話題的な意味で群を抜いていたけもフレを大きめに。
アズレン中華兄貴も是非とも入れたかったものの、入れる場所がなかったので終わり際にこそっと入れてます。
ここは最初並べていただけですが、味気がなかったのでちょっと動かしてみたらいい感じになりました。

016. ふ・れ・ん・ど・し・た・い

RELATIONで入れられなかったもの、RELATIONの後に投稿されたものを採用しています。
アレンジ歌ってみた&実写再現→音MADの順。鮮明MADやぼざろといった、音源投稿後の流行りも入れられて満足してます。
凍京ぐらし!は、RELATION投稿後少し後に投稿されていたこともあって、「次やるときはデカく扱いたい」と思っていました。

017. Daisuke

大好き→Daisukeの定番ネタですが、映像でも分かりやすいように演出。

前半は言葉狩り4つ→ポーズ狩り3つです。RELATION以降の要素もいくつか取り入れてます。
後半は踊ってみた系ですが、せっかくなのでV勢から選出。

018. ナイト・オブ・ナイツ

ナイツはメドレーPVだと音MADが取り上げられがちですが、演奏してみた動画もかなり人気なんですよね。
ということで、入りのパートに集めています。さらに異色演奏シリーズも最後に固めています。

そして、本番の音MADゾーン。1拍ずつ2つの動画がなだれ込むカオスパートです。
これだけ早いとメドレー音源に採用箇所を合わせても分かりづらいので、動画を認識しやすいように分かりやすい部分を採用しています。
大まかな流れは、ゲーム→アニメ→CM・実写系→その他 でまとめています。さらにネタもたくさん。
ハンマーとスマブラ、ペルソナテイルズのJRPG、シャドバプリコネウマ娘サイゲ、谷口うんたん柊姉妹は京アニ、ししおどしバードの自然系、もこうMSSPが実況、レ淫と一転攻勢の例のアレ関連、といったネタ繋がりを入れました。
途中で止まる演出は、咲夜さんを意識しています。時間停止でナイフ弾幕を出しつつ、東方関連の動画を入れています。


https://commons.nicovideo.jp/works/nc118773
ナイフ弾幕は上記コモンズのものを使用。助かりました。

019. 疾走あんさんぶる

この曲は手書きと音MADの印象ですが、今回は手書きタミフルをメインで扱っています。下にずらっと並べました。
ちなみに、クロマキーが上手くいかなかったので全部切り抜きました。9動画×4フレームですね。

最後はナイツと合同でニコニコオールスター動画で〆。
まりおさん繋がりでビーニコを取り入れるかちょっと悩みました。方向性は同じだと思うので。

020. 夜に駆ける

曲名繋ぎ演出の発想元は、十年祭の 炉心融解→メルト です。
音源作ったときからこういう演出するならここだと思っていました。形に出来て良かったです。


前半は歌ってみたと踊ってみた(?)のしてみた系。改でぶっ壊して画面遷移する演出、結構気に入っています。
後半は2動画ずつスライドで登場。替え歌→映像MAD→音MAD という順番で遷移。

021. テレキャスタービーボーイ

テレキャス本家がクロマキーでいい感じに抜けたので、前に出して見ました。厳密にはテレキャスのほうが裏曲なんだけど、まあええやろ!
後半は夜に駆けると対となる配置です。歌ってみた→MMD→音MAD で繋いでいます。
エロあるよ(笑)は没後に足しました。動画は知っていましたが、まさかあんな流行り方するとは思わんやろ。

022. シャルル

夜に駆ける→シャルルの元ネタである動画2つを、切り替わり箇所で全面的に出しています。
シャルルの登場の仕方の元ネタは漂流記です。動かし方は結構忠実だと思います。


前半は原曲MVを再現している動画を中心に集めています。
途中の4連切り替わりは、アパッショナータが元ネタですね。


最後は、バルーンさんの楽曲で〆。どうしてもMAD寄りにならざるを得なかったので、中和のための策です。

023. グッバイ宣言

グッバイ宣言といえばあのポーズでしょ!と思ったので、動画は使わず切り抜き画像で攻めました。
前半は公式+公式寄りのプロセカ(没後足した)、後半は 歌ってみた→音MAD の流れです。

045. 千本桜

KING→千本桜の繋ぎなので、ボカロ曲再生数ランキングで並べています。伝説入り→神話入りの流れ。
もうちょっと凝った演出でもよかったなと思いつつ、先に作られた直前の砂パートがすごすぎてここは軽めでいいかなと。
で、メインのパート前半。ここはRELATIONの千本桜パートを再構築していますが、当時使った動画と同系統の動画に差し替えています。
演奏してみた(異色演奏含む)→ニコニコ技術部→音MAD→歌ってみた(ラスボス〆)、という流れを踏襲しています。

ちなみに、歌ってみたのところはリレー動画の名前演出を再現しています。
一瞬で通り過ぎますが、実はここも再現要素ですね。


メインパート後半は、六つ子を前面に出すために裏側に回ってもらいました。
ここもRELATION未使用動画のみで、ゲーム自動演奏→踊ってみた→MMD→替え歌 という流れです。

046. Get Wild

今の時代のGet Wildならアスファルトタイヤですよね、ということで自前で再現しました。
他の動画は、「止めて、引く」の部分を次々と出す感じですね。千本桜の再現を大きく扱いたかったので、端で控えめにしています。
ちなみに、後ろの千本桜は少しだけ拡大率を動かしており、「引く」を再現しています。多分言わないと気付かれないやつ。

047. はなまるぴっぴはよいこだけ

千本桜から、ピアプロキャラクターズつながりで遷移。
このパートを確保した一番の要因がここです。ここをめちゃくちゃやりたかった。
主観ですが、メドレーPVのおそ松さんパートはMADとかで埋まる印象。実際、RELATIONもそんな風に作りましたし。
ただ、キャラ人気で面白い流行り方をしたのも事実。なので、今回は楽曲関連動画ではなく手書き動画中心にし、六つ子たちを全面的に出してみました。
ちなみに、本家っぽいタッチの動画を選出しているので、合松とかそっち方面はないです。まあ人を選びそうですし。

後半のウサテイ裏では、MAD系を入れています。RELATIONで入れられなかったものをピックアップ。

048. ウサテイ

ウサテイといえば走るよね、ということで派生動画のタイトルパロ部分を静止画で色々と流しています。
ウサイン・ボルトは爆速だったり、ゆっくりは遅すぎて左にたどり着けなかったり、速度イメージもそれっぽくしています。
ちなみに、ここの元ネタも自作メドなんですが、まあ絶対分からないと思います。


後ろの動画を切り替えるときに、タイトルパロがないものを押さえています。無修正版ではイシテイもちゃんと入っています。
最後は東方二次創作つながりのクッキー☆で終わり。

049. Death by Glamour

次曲と合わせて「モニター内で動画を流す」という演出にしてみました。
音源作ったときはそんなつながり微塵も意識してなかったのですが、いい感じにできたかなと。
パネルのライト演出(赤黄)は、原作のメタトンを再現しています。


Mettaton | Undertale Japan Wiki | Fandom こちらより引用。

前半は非音MAD関連がメインです。スネ夫はGB素材を使いたかったのでこの位置。
後半で音MAD関連を回収。ざっくりと二次元系と三次元系で分けています。

050. ECHO

前述のとおり、モニター内に動画を入れています。
VTuber→歌ってみた→MMDマッシュアップ という繋がり順番で、おまけで最近要素のプロセカを入れて終わり。

051. Seyana.

アカネチャンといえばあの立ち絵トレスだよねと思ったものの、再生数も考慮したら意外と多くないんですよね。なので比較的少なめ。
ここは原曲MVの再現ですが、実は元動画は全く使っていないです。すべて自作。
後ろの放射線状アニメーションは自作し、終盤のフェードアウトも公式配布の立ち絵で自前再現しています。



https://commons.nicovideo.jp/works/nc172745

途中の「ほんま」では、GYARIさんの同系統の楽曲を並べています。
合作投稿後に久々の新曲が出たのは悔しいですね……是非ともここに入れたかったです。


089. Baqeela

ニコレボが元ネタです。例の入り口から様々な音MAD動画が顔を出すところが。
元ネタはかなり詰め込まれていますが、こっちはBPM加速の直前でそこまで盛り上げポイントでもないので控えめです。


元凶(キャル)とトップ(ゴルシ)をメインにしつつ、他は色々と。
ワンピ&銀魂でジャンプ原作、タクヤさんと樋口円香でAI関連、の繋がりネタがあり、Baqeela合作の最悪なオチでここも〆です。

090. il vento d'oro

ワザップジョルノは例の文を丸々使うことは思いついていたものの、表現方法はめちゃくちゃ悩みましたね。
最初は画面いっぱいに敷き詰めるやつ(SUSURUや翔ゲイみたいなの)で作っていましたが、これだと後ろのBaqeelaが見づらすぎたので、最終的に今の形に落ち着きました。
後半でようやく動画も登場。 松居一代→声真似系でまとめています。

091. Oshama Scramble!

無難に音MAD関連動画を敷き詰め。BPMが上がるパートなので、縦スクロールも徐々にスピードアップしています。
OmochiもちゃんとBPMをメドレー側に合わせましたよ。まあ出てくるの一瞬なんだけど。

092. GOLD RUSH

GOLD RUSHは動画選出がかなり難儀でした。弾幕で流行ってるので、あんまり候補がなくてですね。
そう思ってたところに例のワッカ合作で印象的なパートが出てきたので、すごく助かりました。

最後は、Oshamaの青、黄金、RED ZONEの3色でエア本を表現しています。
音源の記事でエア本繋ぎと書きましたが、実はこの演出を動画でやる想定の繋ぎでした。これにて本当に完成です(削除の意味ではない)

音源含めてここまで考えていたのは、メドレーPVにおけるエア本使えない問題に対する策だからです。
メドレーPVでも容赦なく消してくる(自分も1敗している)ので動画を使えないのは仕方ないものの、だからと言ってないものにはしたくないとずっと思っていました。
だからこそ、選曲と色で「確かに居る」という状態にしたかったのです。上手く伝わったようでよかった。

093. RED ZONE

真ん中は左右分割テクニックの音MADをひたすら並べています。大雑把に、アニメ→ゲーム→CM の順。
左が激しめ、右がゆっくりめに合わせています。元動画が反対のものは反転したりして調整しました。
左右の赤色部分は、左右分割ではないテクニックの音MADから始まり、演奏してみた→エア走り屋シリーズで繋いでいます。
エア走り屋は東方との関連が強いので、東方赫領域もここで回収。

094. 顔面騎乗用BGM

重ね先のエイリアンエイリアンと上手く融合できたんじゃないかと、個人的に一番気に入っているパートです。
前半はウサミンと委員長がメイン。最後にもう一度出てくることを踏まえて、ここで長めの尺で印象付けしています。
音源でも意識した刻み部分はちゃんと表現しました。亀上的竜宮生活の要素が強いので、ここだけ赤色を解いています。
ここの重ねの肝であるエイリアンMADを真ん中に置きつつ、ベーコンムシャムシャくんで後ろの空きをいい感じに埋めました。

095. エイリアンエイリアン

前半は原曲MVの歌詞を再現。ちゃんとコーポレート・ロゴを使っています。
前述のとおり印象付けをしたかったので、こちら側は控えめです。


途中の歌ってみたイラストは、ギガントゼイニーExの再現です。
今回は歌ってみたで統一しています。描いてみたは別の場所に移動。


で、最後はウサミンと委員長で〆という流れです。
余談ですが、ウサミンの口パク部分は後ろに歌詞があるためそのまま持ってこれず、ひと手間でした。
歌詞がないシーンで輪郭をパス抽出し、パスを反転させたりしながら切り抜いていました。多分もっと楽な方法あったと思う……

2022年ニコメド10選してみる

いつものです!
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2022年のニコメドはほんとに賑やかでしたね。
まず、「Med-1グランプリ2022」「8月9月もニコニコメドレー投稿祭」「第10回メドレー競作」「ニコニコメドレー投稿祭2022」といった、様々な企画が催されました。
また、組曲15周年を記念したメドレーが投稿されたり、大規模合作「駆け抜けるメドレーコラボレーション 10th Anniversary」が開催されたりしました。
さらに、「存在しない曲メドレーシリーズ」「ニコメドRTA」などの界隈内での流行も生まれたのも今年。
そんな2022年のニコメドを振り返りつつ、10選していければと思います。

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NICONICO DIRECTION【後書き】



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テーマ:RELATIONの続編

「RELATIONの続編」というテーマで構想し始めた今作。
いつから作っていたかというと、なんと2016年からです。まさにRELATIONを作り終わってから作ってました……
当時はニコニコ10周年くらいに投稿を目論んでおり、RELATIONに入れられなかった曲や扱いが悪かった曲がメインでした。
が、途中から後の無印ギガゼニを作り始め、その後も作りたいものを優先。
たまに気が向いたら少しだけ作ったりを繰り返し、そしたらなんと5年も経っていました……
そして2021年、作りたいものを粗方消化できた頃にようやく本腰を入れることに。
ちょうど12月にニコニコが15周年を迎えるので、15周年メドレーに"便乗"して投稿するか〜って感じでした。なお

構成は10月中旬までいじいじしてました。
あとはひたすらアレンジ作業でした。まさかこんなに時間がかかるとはね…
15周年の便乗は間に合わず、3月末にようやく初版音源が完成。なんと総再生時間は25:25!
後は映像を残すのみでした。そう……映像……

映像の挫折、WMPへの転換

見出しのとおり、映像は力尽きました。RELATION並みの映像作るって言ってたのに……
そもそも音源が3か月遅れている時点でかなりモチベが消えていたので、まあ完成するわけないよなと。
一応、3か月は頑張りました。シャルルのところまでは作っています。
裏を返せば、3か月で4分しか出来ていないわけで。そうなると後1年以上はかかるという絶望。
この辺は見積もりが甘かったとしか言いようがないです。RELATION作ってたときと比べてメド作業に充てられる時間が少ないわけで。
6月末に映像作成をほぼ断念。一旦駆け合作10thで気分を切り替え、7月14日、さあどうするかと。

カオスPVではない最低限の映像を付けるがまず浮かびましたが、これだとどうしても入れられなかった動画が発生してしまうんですよね。
音MAD選曲とかが特に顕著で、代表1~2個だと絶対に足らない。ゆえに、納得のいく選出をするのに吟味が必要。
そういうことをしていると段々と映像が凝ったものになり、数か月またかかってしまうのも危惧していました。もうそんなに時間かけたくないよね……
という悩みを経て、WMPで出すになりました。WMPは3日あれば作れる!動画を全て使わないので選出の悩みも不要!

……ここで一つの野望が。「2022年の曲入れられんじゃね?」
構成が21年10月のものなので、当然22年の曲は入っておらず。でもWMPにするなら突っ込めそうでした。
ただ、せっかくの25:25を潰すのもなあという感じでした。そこで、終盤のカオスゾーンをなくして尺を生み出しました。
実は、カカカタ☆カタオモイとぼくとわたしとニコニコ動画の間には34小節のカオスゾーンがありまして。
「RELATIONゾーン」ともいうべきものでしたが、映像が作れない時点でRELATIONの続編というテーマを前面に出しづらくなった以上、これもいらんなとなりました。
カオスゾーンがなくなった分で2022年の曲+αを追加し、終盤BPMの調整をして完了。
なんとか25:25を保てたどころか、ミリ秒単位で25:25:25になるという奇跡が起きました。これはマジでびっくりした。

そんなこんなで、4日で無事完成。告知を経て23日に投稿できました。

(1/7 追記)「RELATIONゾーン」音源はこんな感じです。ここに足すつもりが完全に忘れてた

選曲について

ほんとに久々の全期間ニコニコオールスターメドレーなので、選曲バランスもかなり考えていました。
RELATION当時とはニコニコの雰囲気も異なるので、RELATIONの選曲方針とは違うところもあります。


最後を除いた全161曲の流行年代別のグラフがこんな感じです。
年代別選曲バランスの目標として、「RELATION以降の流行を多めに取り入れる」を置いていました。
いつもの顔ぶれに新参が溶け込むところをオールスターニコメドでは大事にしたいと常に思っているので、ここは揺るぎませんでした。
RELATIONは2015年までなので、おおよそ半分がRELATION以降の流行となりました。とてもいい塩梅になったかと。
あえて言うなら、(く)以降の顔ぶれをもう少し増やしたかったですね。2016~17年が多すぎたかなと。
下地がRELATION直後に作ったものゆえに、この辺の選曲が多くなりがちでした。流石に未だにGINZAにすがってはいない


楽曲ジャンル比率はこんな感じ。なんか見たことあるジャンル配色。
御三家:アニメ:それ以外=1:1:1 って感じです。まあこんなもんかなと。
RELATIONと比較すると、ボカロが6%くらい増えています。あ、ここでいうボカロは広義(合成歌声全般)の意味です。
ボカロに関しては、公式企画が盛り上がっているのと、歌ってみた筆頭の派生動画の元になるという点を考慮して多めにしています。
ダダダダ天使、夜に駆ける、うっせぇわなどのボカロ文脈に限りなく近い曲は含まれていないので、体感はもっと多めです。
あと、アニメが7%くらい増えてますね。これはあんまり狙っていませんでした。
近年のニコニコだと、最新アニメの曲が流行ることが少なくなっていると感じており、特に新しいのはそこまで抑えていませんでした。
なのにむしろ増えているとは…… The Biggest Dreamerやコネクト(2022年扱い)あたりの、一昔前の楽曲が流行るパターンで稼いでいるのかもしれません。

以降、メドレー本編のパートごとの話

001. みくみくにしてあげる♪
002. true my heart

古のニコメドみたいな選曲で開始。古きも大事にしていきたいし。
最初に弾幕ソングを持ってくることでコメント誘発を狙っています。RELATIONは序盤に弾幕することろなかったですし。
RELATIONの出だし(M@STERPIECE→おちゃめ機能)の流れやアレンジを意識しています。
鳴らす音やドラムリズムをできるだけ当時のものに近づけています。

003. シル・ヴ・プレジデント
004. ファミポップⅢ
005. ロマンスの神様

前述のとおり、最後に追加したパートです。当初はきしめんからそのまま振り返りゾーンに移っていました。
シル・ヴ・プレジデントは途中で没った曲の1つなのですが、個人的にクソ好き曲なのでパート追加で復活させました。ついでに同じく没っていたトロ無も入れてます。
ロマンスの神様は言うまでもなく本メドレーにおける最新の流行りですね。
「今どきWMPかよ!」と視聴者に思われるのは間違いないので、初見バイバイを減らすためのなにかが必要でした。
じゃあどうすんのとなった時に、最新の流行がバァンと出てくるのがいいのかなと。なのでここに曲を足すことに。
音楽的にも流行りの万人受け的にも上手く組み込められるロマ神が流行っていたのは相当運がいいと思いました。
火力を求めるならワッカなんですが、彼には終盤を任せています。

NC22. ロマンスの神様
NC21. うまぴょい伝説
NC20. たべるんごのうた
NC19. チカっとチカ千花っ♡
NC18. U.S.A.
NC17. ようこそジャパリパークへ
NC16. 前前前世
NC15. ふ・れ・ん・ど・し・た・い
NC14. Daydream café
NC13. 紅蓮の弓矢
NC12. Sparkling Daydream
NC11. 千本桜
NC10. マトリョシカ
NC09. Bad Apple!! feat. nomico
NC08. U.N.オーエンは彼女なのか?
NC07. Dr.WILY STAGE 1
NC06. レッツゴー!陰陽師

出ラッシュで15年を振り返るゾーン。出だしでグッと視聴者を引き寄せたかったというのもあって、ここでラッシュが入る構成です。
摩天楼に代表される出ラッシュを意識しつつ、時代を遡るのは十年祭リスペクトです。2015~13年は繋ぎ方も同じなんですよね。
直前にロマンスの神様を追加したことで2022年も広げられることに気付いたので、曲名表記だけですが足しています。

006. 侵略ノススメ☆
007. ミッション! 健・康・第・イチ

ラッシュ明けで明るい感じを出すあれ。
この辺は2016年当時から考えていた構成です。なので、ミッション! 健・康・第・イチは後(2019年くらい?)に差し替えています。

008. お願い!シンデレラ
009. BE MY BABY

デレマス曲と実質デレマス曲。急にBMBBの点で、割り込みシリーズを多少意識しています。
2曲の原曲はコード進行も雰囲気もだいぶ違うので、おねシン側に寄せています。
この辺はBMBB最盛期に突っ込んだ覚えがあります。もはや懐古の域ですね。

010. ふたりのもじぴったん
011. TOWN
012. smooooch・∀・

元々もじぴったんだけでしたが、物足りなかったのでアイマス繋がりのてってってーで埋めています。
実はsmoooochに入るところでAb→Ebの移調をしています。同音コードを使いつつ上手く移調できたので、個人的に気に入ってます。

013. Bad Apple!! feat. nomico
014. エアーマンが倒せない

これまた懐古選曲すぎる重ね。
御三家は早めに全部出しておきたいと思っていたので、悪林檎がここに入ってます。

015. Love Cheat!
016. にんげんっていいな
017. 日立の樹

出だしが同じ音で似ているよねっていうノリ。
採用動機とは別ですが、にんげんっていいなは2022年になってKYSさんの替え歌で再注目されていたり。

018. すーぱー☆あふぇくしょん
019. ふ・れ・ん・ど・し・た・い

シリアルとコミカルの両方を持つ作品、という感じで合わせました。カニファンは元作品という意味で。
曲自体はどっちも明るいので、メドレーアレンジも楽しい感じになるようにしていました。

020. Daisuke
021. ナイト・オブ・ナイツ
022. 疾走あんさんぶる

大好き→Daisukeの定番ネタ。
RELATIONの逆繋ぎでもあります。当時本当はこういう繋ぎをしたかった。
ナイツと疾走あんさんぶるはビートまりおさんのアレンジ繋がり。

023. 夜に駆ける
024. テレキャスタービーボーイ
025. シャルル
026. グッバイ宣言

前パートからは「ナイト+疾走=夜に駆ける」という連想です。
序盤でここだけやたら新しいと思った人。まさにそのとおりで、2021年の本格始動後に追加しました。
今作ではここみたいな「ボカロ系ミニラッシュゾーン」をいくつか挟んでいます。
近年のニコニコでのボカロの勢いを考えるとどうしても曲数が増えてしまう一方で、選曲が偏ることも懸念していました。
そこで、まとめて使うことでボカロ曲が登場したと認識する回数を減らし、ボカロ多すぎと思われなくする意図があります。
音楽的な話になると、この部分は近年ボカロ系統に多い丸サ進行を使っている曲を集めています。
2021年の一日合作で丸サ進行を取り上げた時にこの4曲を使っていますが、今作で作ったものをあちらに流用したという時系列です。

027. 前前前世
028. HOT LIMIT

前前前世の後半部分に入れる曲を思いつくのにそこそこ時間がかかった思い出。
コード進行は2曲を組み合わせたものになってます。いい感じになったのでよかった。

029. もってけ!セーラーふく
030. コミュニケーション・ブレイクダンス
031. ふしぎなくすり

この辺で雰囲気の切り替え。生音ドラムに切り替えています。
今どきもってけをこんなにデカく使うのも珍しいですよね。らき☆すたはRELATIONで使えなかったんでその分大きめにって感じでした。
ボスラッシュとふしぎなくすりは反転系手書きMAD繋ぎ。

032. はじめてのチュウ
033. おどるポンポコリン
034. 香水

ふしぎなくすりのピカチュウからの「チュウ」繋ぎ。
はじめてのチュウは特に音MAD方面で伸びているものの、あまりメドレーでは見かけない印象。
おどるポンポコリンと香水は各所でメロディーが似ていると言われてましたね。あとはライナーMAD繋がりです。

035. ハム太郎とっとこうた
036. ウィーアー!

前パートを含めた4曲で国民的アニメ繋がりです。この2曲も知名度が高いので、年代関係なく話題になりやすい印象。

037. 新宝島
038. 盆回り

前曲からは「秘宝を探して海を冒険する物語→海にあるお宝→宝島」の連想な繋ぎ。
また、新宝島ドリフ大爆笑のオマージュなので、関連する8時だョ!全員集合のBGMである盆回りを入れてます。

039. POP TEAM EPIC
040. unravel

前曲からは言うまでもなく新ポプテ島から。
アレンジの変化が欲しかったので、ワブルベース的なものを入れてます。DTMよわよわなのでなんちゃって程度ですが。
最初は新ポプテ島をそのまま重ねで使っていましたが、後からunravelを足しています。

041. 砂の惑星
042. ゴーストルール
043. 脱法ロック
044. KING

2度目のボカロ系ミニラッシュゾーン。
KINGはもうちょい扱いを大きくしたかったけど尺が足りず。せめての思いでサビの〆だけでも前に出しています。

045. 千本桜
046. Get Wild
047. はなまるぴっぴはよいこだけ
048. ウサテイ

ボカロ曲が新しいものばっかりになっていたので、古きの代表曲である千本桜を長めに使っています。
はなまるぴっぴはよいこだけは裏でも少し長め。おそ松さんが2016年も継続して流行っていたのでちょっとは優遇したかった。

049. Death by Glamour
050. ECHO
051. Seyana.

アンテはニコニコ文脈で採用するならMEGALOVANIAとDeath by Glamourの2択だと思っている自分。
ギガゼニで前者を使ったので、今回は後者です。2021年にスネ夫MADで再注目されたのもありますね。
ECHOやSeyanaはなんか上手く重なったのでそのまま採用。GINZAの流行は個人的に思い入れあるので、扱いが小さくなるのちょっと心苦しい。

052. U.S.A.
053. 患部で止まってすぐ溶ける ~ 狂気の優曇華院
054. Daydream café

次のメルヘンデビューを含めて「USAぎ」繋がりです。
特にU.S.A.とDaydream caféは、メロディーの雰囲気も近いのでぜひとも合わせたかった。。

055. メルヘンデビュー!
056. 全力☆Summer!

この2曲結構何もかも違うんですが、わりと力技でなんとかした。
アフォナーの例の繋ぎはメドレーでも散々使われてるのであえてしない、というよりも全力☆Summer!のサビを使いたいだけなんですけどね。

057. Shangri-La
058. あいつこそがテニスの王子様

気付かないうちに変わったので、ドコドコバストラム連打です(?)
曲の初出は近いのに、ニコニコでの流行が10年以上離れている2曲。直接は繋げませんでしたが、次の甲賀忍法帖も近いですね。

059. 甲賀忍法帖
060. 紅蓮華
061. 紅蓮の弓矢

甲賀忍法帖の歌詞が鬼滅っぽいので、紅蓮華と合わせています。「水」「刃」のフレーズが出てくるので、かなり親和性あると思う。
後半は言うまでもなく紅蓮繋ぎ。紅蓮の弓矢のほうが1小節短いので少しカットしてます。

062. お願いマッスル
063. B.B.K.K.B.K.K.
064. SUSHI食べたい feat.ソイソース

コード進行が似ている3曲を繋ぎ重ね。
お願いマッスルはもう少し扱いを大きくしたかったです。サビ後半にメロディーがないので、どうしてもこうなってしまう。

065. うまぴょい伝説
066. 生存本能ヴァルキュリア

次のLost Princessを含めた3曲でCygamesのアプリゲーム繋がり。
ウマ娘は直近でかなり大きな流行りなので、大きめに扱ってます。
前半の山場なので、刻みとか入れながら盛り上がる感じを目指しています、一応。

067. Lost Princess
068. リアルワールド

バラードパートへの移行のパート。
Lost Princessから先の繋ぎを生むのがとにかく大変だった…… この曲使うのむずすぎる。
最終的にリアルワールドをコード改編して半ば無理やり収めました。サビの前半後半の継ぎ接ぎもしてるし、かなり強引です。

069. ばかみたい
070. 目が逢う瞬間

どちらもネタにされがちな曲ですが、別れ系の曲という共通点がありますね。
音源でもサックスをメロディーに使って雰囲気を出そうとしています。儚げな感じが伝わっていれば。

071. Credens justitiam
072. 沈黙のレクイエム

首が飛ぶ繋がりです。我ながら最悪な繋ぎだなここ!!
コーラスとかパイプオルガンとかいろいろ持ってきて、絶望感を出そうとしています。
リゼロ15話EDはあまりメドレーでは見かけないですね。この曲が差し替えられる立場なので、聞き覚えないのも仕方ないのかもしれない。
余談ですが、この辺は当初の展開から大きく変わっています。最初はここで敗北寄りのUNICORNを挟んでフリージアに繋ぐ予定でした。
ただメドレーのキーがAminで勝利方向のUNICORNと一致してしまい、どうしても敗北感を出せなかったので没になりました。

073. 旧支配者のキャロル
074. 悲しみの向こうへ
075. 芥川龍之介の河童 ~ Candid Friend
076. ヘドウィグのテーマ

3拍子ゾーン。SAN値、誠、耳が順番に死んでいく繋ぎです。
そういや割れポをギガゼニで使ったときも死関連繋ぎでしたね。メドレー上の位置付け(BPM変動直前)も似ています。
にとりは唯一流れに関係ないですが、トラウマ連想で動画にきゅうり味を持ってくる想定でした。

077. ポケットにファンタジー

後半戦スタート。BPMは142に落ちます。
個人的にRELATIONの後の選曲でかなり入れたかった曲です。ポケモン20周年周辺で聞く機会が多かったので妥当な選曲かなと。
一定年代の泣きソングとして定評のある曲なので、エレピのしっとりとした感じでいきました。

078. トライアングル
079. きょうもハレバレ

トライアングルの歌詞冒頭「明日のお天気も晴れだね」から「晴れ」繋がりです。ハレ晴レユカイとの2択の末、上手く重なったこちらを採用。
天気予報シリーズでAメロを一番聞くことになるので、Aメロの採用です。サビも使いたかった。
「知りたいのは今日じゃなくて明日の天気」で笑いました。そこまで考えてなかったよ。

080. TOMORROW
081. FREELY TOMORROW

前のパートから「明日」繋がりの2曲。
このすば2は意外かもしれませんが、曲はこっちのほうが流行っているので妥当かと。ギガゼニで既にfantastic dreamerを使ったのもあります。
この辺のアレンジは、アコギとドラムが個人的にいい感じにできたと思ってます。

082. たべるんごのうた
083. 山地ステージ

たべるんごのうたは原曲にコード進行がないので、打ち込みで使うときは困りますねえ。
直近の大きな流行ですが、フルで使ってもそこまで長く使えなかったので仕方なしと割り切っています。BB配布の2回目も流すべきだったか
スカイハイはリズム感がしっくり来たので裏として採用。

084. meow bell
085. かくざいもくざい
086. Linear Slope

「あかり」繋ぎ。BB配布のおかげで派生が作られまくった共通点もあるかも。
22年流行りは元々入っておらず、meow bellが中速BPMなのもあって、中速パートのどこに差し込むかで悩みました。
ちょうど名前繋がりができるここが思いつきました。
ちなみに、元々は表がLinear Slope、裏がかくざいもくざい という配置でした。

087. ウミユリ海底譚
088. Nyanyanyanyanyanyanya!

Linear SlopeからはdaniwellP繋ぎ。
で、ここ原曲MVの白い人重ねです。実はここは大分前に没った重ねの再利用です。

089. Baqeela
090. il vento d'oro
091. Oshama Scramble!
092. GOLD RUSH

BaqeelaとOshamaがセガ音ゲー繋ぎ、ジョルノとGOLD RUSHが黄金繋ぎです。
Baqeelaとil vento d'oroは新しめの流行曲の中でもトップクラスに使うのが難しい2曲。じゃあこの2つ合わせたらいけるんじゃね?というノリで合わせました。
元々Baqeelaの刻みからRED ZONEに繋ぐ予定でしたが、テンポアップも兼ねてもう少し尺が欲しかったので、脳内であったOshamaへの繋ぎを使用。
Oshamaは流行りとして弱めかなと思いつつも、繋ぎのハマリ度合いとエア本繋ぎできるじゃない!もあって採用を決めました。

093. RED ZONE
094. 顔面騎乗用BGM
095. エイリアンエイリアン

BPMが182に戻り、一気に疾走感出す感じで。図らずとも音MAD曲が並びました。
GOLD RUSHとRED ZONEでBEMANI繋ぎ、さらにエイリアンとは赤色繋ぎです。
亀上的竜宮生活×エイリアンエイリアンの音MADがあるので、そちらも意識していますね。
亀上的竜宮生活は流れ的に激しさが欲しかったのでアレンジ版の採用になりました。刻み部分はぜひとも使いたかった。

096. ラブリー乙姫
097. on and on

前曲からはアレンジ版がよく使われる音MAD曲繋がり。両方コナミゲーム、しかも竜宮繋がりでもあります。
ラブリー乙姫とマイムマイムでメロディー違うのに最近ようやく気付いたので、改めてこちらを採用。
on and onは裏にいることで物足りなさを埋めてくれた優秀な子。繰り返しメロディーなのでこういうところに使いやすいです。

098. DRAGONLADY
099. 熱き決闘者たち

最初はラブリー乙姫→グルメレースの予定でしたが、急ブレーキ感がすごかったのでワンクッションとして置いてます。
遊戯王といえば竜/ドラゴンのイメージが強い繋がりなのでここに置いてます。曲自体の流行に加えて、タンクトップ小隊要素です。

100. 激突!グルメレース
101. 男女
102. チカっとチカ千花っ♡

音MAD選曲でも激しめなものが続いたので、ちょっと小休止な役割。
今更グルメレースの扱いが大きめなのは、ハッカ油の流行が大きいですねえ。運営側も塗ってますし……
チカっとチカ千花っもまた使うのが難しいんですよね。グルメレースとマッチしてよかった。

103. 恋は渾沌の隷也
104. ファッとして桃源郷

音MAD文脈のアニソン2曲。
今作の数少ない6小節で切り替わるポイント。共通音とかではないですが、流れは上手くいったかなと。

105. 공격전이다 (攻撃戦だ)
106. ミツボシ☆☆★

前曲からは中国北朝鮮の隣国繋ぎ。また、北といえばミサイルなので、大気圏突入の連想でミツボシが入りました。未央Pに怒られろ
ニボシ☆☆★発端の出落ちシリーズで有名なので、めちゃくちゃ短いです。

107. うっせぇわ
108. アンヘル
109. ベノム
110. ロキ
111. ルマ
112. ダーリンダンス

3回目のボカロミニラッシュゾーン。ここも丸サ進行祭りです。
そして裏曲でかいりきベアさんを次々繋いでます。ここの4曲めっちゃ似てますよね。
元々はうっせぇわ×ベノム→ロキ×ラグトレインで組んでいましたが、ラグトレインを切り出して穴埋めどうするか悩んだ結果こうなりました。

113. 乙女解剖
114. ラグトレイン

色合いが似ている2曲。ボカロが続きます。
先述のとおりラグトレインはロキの裏に入っていましたが、大流行を受けて流石に扱いが小さすぎたので切り出しました。
このままだと中途半端な尺になるため、没になっていた乙女解剖を復活させました。

115. U.N.オーエンは彼女なのか?
116. ハルトマンの妖怪少女
117. 月まで届け、不死の煙
118. 星条旗のピエロ

東方連打です。前2曲が妹繋ぎ、後2曲が月繋ぎです。
後半パートに東方曲が皆無で流石にないだろって感じだったので、一気に使っています。
せっかくの東方ゾーンなので、発狂ピアノっぽいのも入れてみたり。

119. God knows...
120. Don't say ”lazy”
121. 町かどタンジェント

前半重ねが京アニ重ね、けいおん→まぞくできらら繋ぎ。
まぞくは曲の流行りが微妙で最後まで入れるか悩みましたが、1曲くらいそういうのあってもええやろと採用しました。

122. 恋
123. 非実在系女子達はどうすりゃいいですか?

2拍カノン進行に近い2曲の重ね。14小節目あたりのメロディーの一致が気持ちよかった。
ぬきたしOPはサビ後半のあの溜めがいいと思っているので、そこで表裏を切り替えつつしっかりと使いました。

124. 白金ディスコ
125. The Biggest Dreamer
126. 極楽浄土

2拍王道進行系統を順当に採用。白金ディスコと極楽浄土が上手くハマって個人的に好き。
ビガビガは曲というよりシリーズ(戦法)からの採用です。RELATIONだとTrue Blueに近い立ち位置です。

127. ドラえも~ん!
128. やる気のないダースベイダーのテーマ

今作唯一の3曲重ね。スネ夫はRELATIONでも3曲重ねで使ってたので縁がありますね。低音なので重ねの邪魔にならないのがいい。
今になってのスネ夫の採用はわたぴーさんの影響が大きいです。あの人の技術力はえぐすぎ。
PartyParrotは動画ごとに使われているBGMが結構違うのが難しい。最終的に一番使われているであろうこの曲になりました。

129. 神っぽいな
130. ドラマツルギー
131. フォニイ
132. マーシャル・マキシマイザー

ボカロミニラッシュゾーンその4。3曲が2021年という超フレッシュな面々です。
後半2曲は可不重ねです。2021年に一番躍進したボカロ(広義)と言っても差し支えないので、是非とも取り上げたかった。
神っぽいなとマーシャル・マキシマイザーは一応2021年枠の選曲ですが、2022年にも尾を引いていますね。

133. シュガーソングとビターステップ
134. MOON NIGHTのせいにして
135. 星間飛行

シュガビタの「夜になる」からの夜イメージの月や星が来る流れです。
ムンナイ→シュガビタを早々に思いついていたので、後はよしなに。

136. ココロオドル
137. 打打打打打打打打打打

同音連打系の2曲。
ココロオドルは裏のメロディーも採用。というか、速すぎてココロオドル感が出なかったゆえの補強案です。

138. デビルマンのうた
139. ルパン三世のテーマ
140. コブラ

ダークな雰囲気の昔のアニメでまとめています。作品名が入る主題歌ってもろに昔というイメージ。
3曲とも「男」という歌詞が出てくる箇所を繋いでいます。(ルパンは公式歌詞より)

141. READY!!
142. それは僕たちの奇跡

コブラといえばアニマスなので、そのまま流れでアイドルゾーンです。
ド定番の組み合わせですが、自分が使うのは初めてだったりします。二十番煎じくらいだけどお構いなしです。

143. Flyers!!!
144. Virtual to LIVE

ラブライブとミリオンライブで「ライブ」繋がり。さらに曲名にLIVEが付くVirtual to LIVEに繋いでます。
繋いだ当時はミリマスとにじさんじの間に接点がなかったのですが、投稿少し前くらいに公式案件生まれてたんですよね。めっちゃ偶然だ。

145. ダンスロボットダンス
146. ダダダダ天使
147. 金星のダンス

VTuber関連でMADが多いダンロボに繋がり、そこからナユタン星人さんゾーンです。
次々と交替する形でまるで1曲に感じるように作ってます。ここは特に作っててすごく楽しかったですね。

148. UNION
149. 創聖のアクエリオン
150. トラベルナ

この辺は共通音でなめらかに繋ぐ、本作内ではちょっと志向を変えたパートです。
UNIONとアクエリオンは「合体」繋がり。曲の意味的に前者は合体より同盟ですけどね。
ここまでで古の弾幕曲がきしめんらきすたしかなかったので、ここらで入れてみました。

151. ようこそジャパリパークへ

前曲からはネコ科繋がり(強引)
RELATION以降の一番大きな流行りはやはりけもフレなので、終盤のいい位置に持ってきています。

152. ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C

「なんで今更この曲の扱い大きい?」となりそうですが、ちゃんと理由があります。
新しめの曲を優遇しがちなので、1曲くらい古い曲をデカく扱いたかったんです。でもあんまり古いメドレーと思われたくもなかった。
「しもメド選曲ではない」「そこそこ古い曲」「カオス直前で盛り上がれる曲」あたりで、ここまでで未使用の曲を絞りました。そしてこの曲に。
本来のカオスゾーンをヒャダインさんで挟む意図でしたが、結果としてジャパリから原曲の転調を使って上手く繋がったのでよかったです。

153. コネクト
154. Pollyanna

前述通り、元々あったカオスゾーンと入れ替わった22年枠です。一応、前曲とは11年上半期のアニメ系流行繋がり。
映像を付けないことが決まっていたので、ワッカと伝わるようにガッツリとメロディーを変えています。
更にワッカ繋がりのPollyannaも入れてます。突貫でしたがかなり上手く入ったのでよかった。
ワッカ居なかったらまどマギとMOTHERで感動系だったというコメは笑いました。いうてFF10も感動系だろ!!!

155. ぼくとわたしとニコニコ動画
156. ニッポン笑顔百景

「終盤で陰陽師に頼らない」というは初期段階で決まっていました。で、その役を担えるのはぼくとわたしとニコニコ動画かなと。
そこから、笑顔繋がりかつヒャダインさん前山田さん繋がりのニッポン笑顔百景が入りました。

157. 命に嫌われている。

終わると見せかけてさらに続くやつです。ニコってるのきみ知ら、摩天楼のシュガビタ枠です。
流行り規模に対して扱いが大きすぎることを危惧していたので、去年年末の「ニコニコを愛している。」やまふまふさんの紅白歌唱で再注目される機会が多かったのはありがたかったです。
コード進行改変はボカロ都市の同曲パートのコードを参考にしています。あちらでも盛り上がり直前に使われてますね。

158. RAGE OF DUST
159. 初音ミクの消失 -DEAD END-

BPMは222まで上昇。「叩きつける」重ねです。高速が映える2曲だからこそ、ここに置きたかったのがあります。
オルガが出てきてしまうとどうしてもネタになってしまうんですが、ここで使うのにはちゃんと意味があります。詳しくは後程。

160. 閃光
161. ドーナツホール

ガンダム繋がり。どっちもかっこいい曲なんですが、どうもネタにされてしまいました。
閃光も原曲はそこそこ速いですし、後述のためもあってここで使いたかった曲なのです。
ドーナツホールはBPMがニコメドにそぐわなさすぎると有名(?)な曲。なので、高速地帯で使ってみました。

最後の曲に入る前に、終盤の高速BPM地帯のテーマについて。
「去る者に別れを告げる」「どんな状況でも前に進んでいく」という二つのテーマを意識した選曲にしています。
前者は裏曲の初音ミクの消失とドーナツホール、どちらも別れをテーマにした楽曲です。
後者は表曲のRAGE OF DUSTと閃光、何かを起こそうとする人と新しい場所を目指す人を題材にしています。
なんでこの二つをテーマにしたかというと、今のニコニコ動画がそういう立ち位置であると思っているからです。

ニコニコ動画が生まれて早15年。多くのクリエイターが誕生して去っていきました。
クリエイターが去っても、投稿した動画や生み出した文化は残り、後のクリエイターの一部になります。
そういうことを繰り返して前に進んでいるのは、今も昔も変わらないんじゃないかと思っています。
そんな場所であるニコニコ動画を表現するために、前述の2つのテーマを置いています。
そして、このテーマは最後の曲に繋がる、というわけです。

162. 瓦礫の塔

まず最初に、めちゃくちゃマイナーな曲で〆てごめんなさい!!知らないよねやっぱり!!
高々20万再生なので、自分みたいなkemuさんファンやボカロ好きでないと絶対知らない曲だと思います。
(個人的にkenuさんのネームバリューでもう少し伸びると投稿直後に思っていたので、伸びなかったのは予想外でした)
なので、曲リストでは流行年は書いていないです。だってニコニコで流行っていないので。
入れた理由は2つ。「曲の布教と看板曲に仕立てる」「直前のテーマに合致する」です。

看板曲は言うまでもないかなと。摩天楼のアスノヨゾラ哨戒班みたいな立ち位置です。
ちなみに、原曲はアスノヨゾラと同じくAmajキーです。なので、余計にアスノヨゾラ枠に置きたくなるんですよ。
布教も加わると、拙作ギガゼニのシルエットとかが同じ立ち位置です。好きな曲なんで知ってもらいたいんよ。

そしてテーマに関して。上述のテーマが決まった後に瓦礫の塔が公開された、という順番です。
特に、メドレーで使ったラスサビが顕著ですが、この曲の終盤は「君に別れを告げて」「僕が"毎日"へと踏み出していく」という流れです。
なんとメドレーで表現したいテーマと怖いくらい一致していました。こんなのが構成考案の終盤で突如落とされたら使うしかないでしょ。
他にも、タイトルにもある瓦礫の塔も重要だったりします。
曲中では 瓦礫の塔=僕らが積み上げたがらくた と表現されており、このがらくたが投稿した動画や生み出した文化と近いなとも思いました。

ということなんで、流行・知名度を全て差し置いてトリになってもらいました。
この辺も映像で表現できたらなと思いつつも、多分できんなこれ……ってなってます。こういう詩的な表現はむずいと思います。

駆け抜けるメドレーコラボレーション 10th Anniversaryに参加しました!

駆け合作10周年おめでとうございます!(今更)
思えば初めてのメドレー合作への参加が駆け合作Ⅲだったので、今の自分があるのは駆け合作のおかげかなあと思っています。
簡単ですが、自パートについての話を。

駆け抜ける10周年合作が最初に告知されたときは参加する気はありませんでした。
というのも、FINALで出したあれを超えるものを作れないと思ってるし、他のメドレー(=DIRECTION)の作業で時間カツカツだし、繋ぎネタも全然貯めてないし。
なので途中までスルーしてましたが、あることを思い出したので参加を決めました。
あることとは FINALクラシックの未練 です。
FINALはモダンにしか居ませんでしたが、実はクラシックも出す予定でした。が、時間が足りずに没ったことがありまして……
ALTERNATIONのときに存在には触れてます。仮打ち途中で力尽きたんですよね。)
特に、クラシックではBPM144の駆け抜けをやっていたので、それが丸っと没になってしまってたんですよね。
ということで、BPM144の駆け抜けるをやるために参加を決意。ほんとにそれだけです。
満足するまで作るかあって感じでしたが、1分超えたあたりで満足したのでめちゃ短いです。
密度はそんなにないですが、かなりの割合を共通音で繋げられたので、自分でも自信ありです。

選曲に関しては、「原曲のBPMが144以下」で統一しています、一応。
個人的に、「原曲を知っている状態でメドレー内でBPMが下がっていると、疾走感がなくなる」という自論を持っていまして。
なので、速い曲を落として使うより、遅い曲に絞って駆け抜けたほうがよいかなとの思いです。
後はもう好きな曲をドコドコと。お馴染み田中秀和さんとか最近気に入ったYOASOBI/Ayaseさんとか、この辺りのBPM帯の曲が多いところが多くなっています。

映像は自作ということなので、未練を断ち切るために駆け抜ける合作FINALをパクる忠実再現。
FINAL動画担当のFullKenさんは1ミリも関わっていません。バック演出以外は全て再現しました。
実は、今作っている「駆けモダン風メドレー」で使うために映像を自動作成できるようにしたので、そんなに時間はかかってません。
映像の自動作成の話はそのメドレーを投稿した時にでも。最初は2021年夏って言ってたけどおそらく2023年とかになる

01. 明日でいいから
02. PRIZM♪RIZM
03. リトルリドル
(02. PRIZM♪RIZM)
(01. 明日でいいから)
04. カレンダーガール

「テーーーテーーーー テーーテーーテー」のリズムで繋がる曲たち。ALTERNATIONとSLOWMOTIONでやった繋ぎ重ねの融合ですね。
2音共通音繋ぎを維持しています。上手く繋がったなあって思います。
あんハピ♪はOPをFINALのExパートで選出しましたが、自分が駆け合作で使うのは初ですね。ようやくかあという感じ。

05. 少女交響曲
06. Kawaii make MY day!
07. NEO SKY, NEO MAP!
08. 夜に駆ける
09. ラビューダ♡トライアングル

「NEO SKY, NEO MAP!と夜に駆けるで5音の共通音繋ぎできるな…」を発端に、色々と共通音で肉付けていったところ。
ラビューダ♡トライアングルの7~8小節目あたりを特に使いたかったので、夜に駆けるからは共通音ではないですが妥協。

(04. カレンダーガール)
(05. 少女交響曲)
10. めいど・うぃず・どらごんず♥
11. Precious Memories
12. Polaris

こいついつもカレンダーガールと少女交響曲を連続で使ってるな。ってことでALTERNATIONの繋ぎそのまま。
1音ですが共通音繋ぎも維持。田中秀和さん楽曲同士は上手く繋がる例ですね。
(めいど・うぃず・どらごんず♥は田中秀和さんではないですが、かなり曲調が「それ」っぽさを感じています)

13. さんさーら!
14. Snow*Love
15. Brand new!
16. 神或アルゴリズム (feat.りりあ。)
17. 幽霊東京

ここはかなり苦戦した箇所。
共通音繋ぎを継続しつつBrand new!から幽霊東京に行く手段を思いつかず、3日くらいは停滞していました。
神或アルゴリズムがぴったりとハマったときは脳汁出ましたね。しかも神或アルゴリズム→幽霊東京が5音共通音繋ぎです。

18. ハルジオン
(17. 幽霊東京)
(08. 夜に駆ける)
(17. 幽霊東京)
19. ツバメ
(17. 幽霊東京)
(08. 夜に駆ける)
20. シネマ

怒涛のAyaseさんゾーン。今回はここを一番やりたかった。
きっかけはハルジオン→幽霊東京の7音共通音。これがいけるなら他の曲もいけそうだなと。
原曲キーもシネマ以外はEbで共通するので、脳内構成がそのままつながってほんと気持ちよかったです。

メドレー競作お疲れ様でした!

改めて、メドレー競作お疲れさまでした。本当にお世話になりました。
10年間で自分は5回参加しました。ニコメドを作り始めた2012年から参加していたこともあって、親みたいな存在だと思っています。
ということで、第10回メドレー競作作品と、第10回メドレー競作ではない作品(?)についての後書きです。

10th-medley-kyosaku.vercel.app

あまきらメドレー

以下の2つ(どちらもメドレー競作作品)が一応関連するため、よろしければこちらもどうぞ。

第10回のお題を見たとき、一番作りたいと思ったのがテーマAでした。
前述のとおりメドレー競作に育てられてきた身なので、過去のメドレー競作の復刻は胸熱でした。
自分含めて2作しか作られなかったのは残念でしたが、後に"そういう系"がちゃんと来たので無事成仏できました。
「(複数選択も可)」の記載から「複数テーマを同時に満たせる作品だと面白そう」と思い、ならばとmini2個でやろうとなりました。

せっかくまたminiをやるならと、あまあま・きらきらと同じく「12曲」を使うところは決まっていました。
そして選曲。便宜上、"愛"と"#Koi"はまとめて"恋愛"として扱い、3つから4曲ずつ使う予定でした。
"お菓子"の チョコっとの答え や プライスレス ドーナッCyu♡、"#Siro"の White Vows のように、競作開催当時より後に出た楽曲をなるべく取り入れています。
最終的に”愛#Koi”が1曲多く、"#Siro"が1曲少ない結果になりましたが、まあ問題ないでしょう。
偶然にも"お菓子"が前半、"#Siro"が後半に集まったので、映像は前半あまあま後半きらきらに寄せてみました。まあフォントくらいですが。

集まった選曲の中に With Love と White Vows があったのを見て、ふと「最後に結婚させるか!!」と思い至りました。
そこで、過去のあまあまときらきらを「二人の物語の一部」と捉え、今作を「二人の物語の結末」と位置付けました。
要するに、ストーリー性を持たせた作品にしようとしたわけです。今作はここをめちゃくちゃ頑張っていました。
ただ、反応を見てる感じだと全く伝わってなさそうなので、まだまだ力不足だと思い知らされましたね。次にこういうことするときの参考にします。

ちなみに、ストーリーは以下のように組んでいました。

  1. あまあま・きらきら感のある二人の日常
  2. ちょっとしたことでケンカしてすれ違う二人
  3. それでも二人でいたいと思い、決意のプロポーズ
  4. めでたく二人は結ばれ、二人の日常へとループ

このうち、2だけは上手く構成が作れずお蔵入りになりました。どうやっても構成で表現が出来なかった……
ちなみに、選曲は 白日 や ドーナツホール あたりを用意していました。ショパンと氷の白鍵 も2で使う想定でした。

01. sweets parade
02. プライスレス ドーナッCyu♡

この2曲は、前述の「二人の結末」には大きく関わりません。
強いて言うならどちらも恋人相手のあまあまな歌詞とも捉えられるのでストーリーの1の一部に入るかなと。でも自分は単純なお菓子曲と扱っていました。
じゃあなんで入れたの?自分が使いたかった!それだけ!!(あと、お菓子曲が異常に少なくなりそうだったので)
sweets parade は競作がきっかけで気に入った曲ですし、プライスレス ドーナッCyu♡ は今の自分がお菓子をテーマとしていて入らないほうがおかしいので。
あと、ストーリーの2が出来なかったことで尺が短すぎたのと、お菓子曲が異常に少なかったのを補強する目的でもあります。

03. 恋
04. 恋愛サーキュレーション
05. チョコっとの答え

ストーリーの1に該当するパート。
恋 は「二人の日常」にぴったりだと思いつつも、「夫婦を超えていけ」というフレーズはこの段階では使うべきではないので、サビの半分で切っています。
恋愛サーキュレーション で「めぐり逢えたことが しあわせなの」というところから、二人の出会いに思いを馳せる的な側面も含んでいます。
二人の出会いがあまあまと位置付けているので、バレンタインかつ初々しさのある チョコっとの答え を持ってきています。

06. ショパンと氷の白鍵
07. 気まぐれロマンティック

ストーリーの3の前くらい該当するパート。この辺かなり拗らせてるなと。
ショパンと氷の白鍵 は前述のとおり2で持ってくる予定だったので、原曲は思いっきり別れの曲です。
使用している2番サビの歌詞には過去形が使われていないので、ここだけ抜き出すことで別れた後という原曲が本来持つ文脈を消しています。
続く 気まぐれロマンティック の使用箇所は落ちサビ後半。「あなたとならば 明日を変えられる」を持ってくることで、ストーリーの3に繋げます。
原曲は言うまでもなくラブラブソングなので、こちらも原曲の文脈を消しています。「ダーリン」というワードが来ないようにもしています。

08. メルト
09. 白金ディスコ

ストーリーの3に該当するパート。ここも拗らせポイント。
メルト もラブラブソングなのですが、ラスサビを使うことで、「バイバイしたくない」→「一緒にいたい」と解釈してプロポーズの部分に置きました。
原曲は照れ隠しの「なんてね」で終わりですが、ストーリー展開的にもちろん適さないのでカット。
白金ディスコ は「この永遠を 君に誓うよ」の歌詞なので当然この位置に。ストーリーの4に繋げる布石でもあります。

10. White Vows
11. With Love

ストーリーの4に該当するパート。前述のとおり、ここの重ねがきっかけで全てが決まってしまった。
2曲とも直球のウェディングソングなので、さっきまでとは打って変わって書くことがないんですが……
最後は With Love の「永遠に続きますように」で〆られ、これはメドレーのループともかけています。

12. Colorful Cookie

ループ繋ぎ役。原曲の最後フェードアウトあたりを参照しています。
はじまりのあまあまの1曲目と今回の(ループを除いた)最後の曲という、すごく重要な曲に仕立て上げました。

せぷてんばーっ!2022 / メドレー競作課題曲メドレー


続いてはこちら。一日合作に提出したメドレーです。

今回の一日合作が競作期間と被っていることから、競作お題(と巷で流行っているRTA)を取り入れられたら面白そうかなと思っていました。
というわけで、前日に第8回の「体育」で作るかと思いつつ競作ページを眺めていると、テーマAの一覧にある課題曲ありテーマが17個あるのに気付きました。
体育は18曲という制限があるので、これを各テーマの課題曲で埋められたら絶対に面白いのでは…?と。我ながらいいアイデアと思っていました。
上でも書いたように過去の競作が帰ってくる展開が熱いと思っており、(9/23時点で)そういう方向性の作品がなかったのも背中を押しています。
今回は前日に各競作の課題曲の把握をフライングしていました。これは許してください。

9/24(土) 0:00 開始。
制作スピードはかなり好調でした。半月前にニコメドRTAを走った甲斐がありましたね(?)
「体育」の制約によって一日合作レギュ最長の3分を作ることが必須でしたが、いつもの一日合作と同じく昼頃には構成仮打ちが完了。
実はこのタイミングで某モバマスがなんか投げ込んできて狂っていたのだった
アレンジ作業も順調でしたが、最後のカオスタイムで納得のいくものが捻りだせず、ギリギリの提出になってしまいました。
というかDMログ見返したら2分遅刻。流石にこれは見逃してくだせえ。

動画もサクッと作って提出し、後は合作投稿を待つだk……ん?

テーマ丸被りじゃねーかwwwwwwww
……こうして合作投稿を待っている間に先駆者が二人も現れました。めでたしめでたし。
一日合作でウケを取ろうとした自分に対して、きちんとメドレー競作作品として出したお二方に申し訳なさあります。

01. サヨナラ・ヘヴン
02. Mermaid girl
03. ETERNAL BLAZE
04. DRAGONLADY

当初案ではサヨナラ・ヘヴンは最後だけに置く予定でしたが、Mermaid girlと上手く繋がると気付いて最初にも置いてみました。
第2回「イニシャル」は課題曲1つだけ使ってもテーマが伝わらないので、元に倣って「MED」というそれっぽい単語を作っています。

05. Princess Snow White
06. ショコラ・ティアラ
07. カラフル precious life
08. 秋想い、

競作miniの課題曲はあまきら3部作でそこそこ使っているので、今回はそれらで使っていない課題曲を持ってきています。
あわよくば4曲固めたかったのですが、構成をきっちりと練るには流石に時間が厳しいので断念。

09. ルミナス
10. セカイがカフェになっちゃった!
11. オレンジ
12. 僕らは今のなかで

駆け抜けるの帯までBPMが上がってきたので、比較的作りやすかったです。
秋想い、→ルミナスは第4回、オレンジ→僕らは今のなかでは第5回と、同じ回の課題曲を近くに配置。

13. Southern Cross
14. FLOWER
15. 2 MINUTES FIGHTERS

Southern Crossのラストで〆と思いきや更に続くという展開。わりと上手く作れたのではと思うお気に入りの箇所。
2 MINUTES FIGHTERSは勿論15曲目、第8回「体育」の制約です。
FLOWERの由来の第6回「課題曲」に倣って、裏曲に曲をたくさん入れて1曲軸っぽくしようと思ったものの、時間的に厳しかった。

16. !!!カオスタイム!!!
17. Nyanyanyanyanyanyanya!
18. ガチャガチャきゅ~と・ふぃぎゅ@メイト

そもそもBPMを上げていた目的は、!!!カオスタイム!!!をBPM210以上にしたかったからです。この曲は遅いと「らしさ」が出ませんからね。
ちなみに、第1回「中毒」と第7回「電波曲」は課題曲がたくさんある(特に後者)ので、繋ぎで困ったときのヘルプ要因にしていました。
が、思ったより上手く他を捌けたので余っちゃいました。「体育」を満たすためには15より前では使えないので、この辺の裏で消化しています。
「カオス」「中毒」「電波曲」が集まるこの部分のアレンジはだいぶ苦戦しました… 最終的には、バック音の散らしや細かくするのでごまかしています。

01. サヨナラ・ヘヴン

最初に戻って答え合わせです。ついでにBPMも戻していく。
第6回「しりとり」では最後に使うことになるので、ここでも最後です。しりとり自体は時間的に出来ませんでした…
メドレー競作に「サヨナラ」する意図もあります。