2019年ニコメド10選してみる

いつものやつ。今年は諸事情で早めに書いています。
詳細 → ar1843245

 


以下、投稿日時順、敬称略です。
(12/31 追記)盛大にレギュレーション違反を犯していたので選出を差し替えています。すみませんでした。

  1. MILLION LIVE×LIFE×LINE!!! / ふるの


    ▲ この辺の畳みかけが本当にすごい。鳥肌ものです。

    ミリマスメドレーのこの作品で特筆すべきなのは、愛に溢れすぎているというところですね。
    再生時間が8:05(=7:65)、曲数が39曲という要素を保ちながらここまで盛りだくさんに詰め込めるのはすごすぎます。
    駆けアニリスペクトらしい疾走感と繋ぎの上手さがある一方で、シルエットやUNION!!でちゃんと聞かせるあたりは「分かっている」感がすごくあります。
    ミリマスにわかでも楽しめるのがほんとにすごいんだなあと思いました。自分もジャンルメドレー作るならこういうのがしたいですね。

  2. #NICO_CANTABILE ニコカンタービレ♪ / おにたん


    ▲ やっぱりユーフォパートの印象が大きいですね。生演奏が強い。

    あの「NICO VACE」の続編に位置するメドレー。VIVACEで生かされてきた自分がハマらないはずがないです。
    力強いサウンドに多数の楽曲が入り乱れているのは流石だなあといったところ。重ねのレベルもかなり高いです。
    時代別カオスゾーンも王道ながらすごく好きです。後半はフリージアがベースとなっていて12小節区切りの奇妙な流れですが上手く作ってあると思います。

    「ここすき一選」もこちらのメドレーより「約束×アスノヨゾラ哨戒班(9:10~9:32)」の部分を推します。
    アスノヨゾラの間奏→ラスサビと一気に盛り上げるところが初見で感極まっていました。
    歌詞と空の色の変化も千早ちゃんの状況とマッチしているのも天才すぎる。映像込みでもぶっちぎりのここすきポイントです。


  3. 掛けうどんめどれぇこらぼれぇしょん / なわ


    ▲ 泡さんパートの音頭ゾーンが特に好き。

    駆け抜ける合作をモチーフにした一人合作メドレー。いたるところで合作へのリスペクトが感じられます。
    「一人合作」を名乗るのにふさわしく、各パートごとにアレンジや繋ぎの方向性を変えているのが最大のポイントです。
    駆け抜け方も定番の疾走感あるパートからヘンテコなパートまで取り揃えており、ほんとに本家合作でありそうな感じなのもすごいです。
    駆け抜ける合作が好きなことが伝わってくる素晴らしいメドレーでした。合作は終わったけどこういう作品は他の方でも見てみたい。

  4. 駆け抜けるメドレーコラボレーションFINAL 冥王星 [アセンブラー] / アセンブラー(記事口授×FullKen)

    0:00~


    ▲ 初見でこれを見たときの混乱と意図が分かったときの衝撃は忘れられません。

    大規模合作の駆け抜ける合作シリーズのラストからこのパートを選出。駆け抜ける合作好きにはたまりません。とにかく泣かせに来ています。
    内容としては過去の合作シリーズの各パートの名場面(?)を順番通りに繋いでいったもの、と簡単には言えますがよくやり切ったな!?
    この超難関な縛りの上で音楽的にも違和感がないのがやばいですね。音の雰囲気や映像も合わせにきているもの好きです。
    最後の駆け抜ける合作の最後の星という位置にふさわしい素晴らしいパートでした。感動をありがとう。

  5. 駆け抜けるメドレーコラボレーションFINAL 冥王星 [berg8793 feat. FullKen] / berg8793 feat. FullKen

    18:44~


    ▲ 終盤の一気に空気感が開けるところが本当に好き。

    またもや駆け抜ける合作冥王星からの選出。印象的には駆け抜ける合作の文化の終着点といったところですかね。
    ただ1~2音を使う繋ぎをしているのではなく前後の曲と共通音を持つようになっているため、非常に作りこまれており好感がもてます。
    構成やアレンジも素晴らしいですね。最初のホラー展開からの畳みかけで只者ではないと印象付けられているなあと思いました。
    このパートもすごいと何回も言えるくらい本当に素晴らしいパートです。最後にこんなのが聞けて良かったなあ…

  6. コラボレーション★ストーリー / FullKen×キットカットおいしい


    ▲ ありがとうって言いたいのはこっちのほうだよ…

    駆け抜ける合作の完結記念作品となったのがこちらのメドレー。なんといっても歌詞繋ぎがすごすぎる作品。
    メドレーでは焦点が当たりにくい歌詞を軸にして駆け抜け技法で繋いで物語を展開するという、ありそうでなかった新感覚のメドレーです。
    コンテ版も投稿されていますが、それを見ずとも作中の展開が見えてくるのがすごいですね。アレンジも場面ごとに的確でいい仕事しているなあと思います。
    合作補正抜きでも十分に評価できますが、個人的には合作があったからこその感動があります。ほんとに感情が揺さぶられました…

  7. 平成ヒットチャート! / ▲3五銀(銀河P×キットカットおいしい)


    ▲ 自分はこの辺が刺さる世代です。重ねもアレンジも大好き。

    DJM作品の一つ。平成を全体で表しているそんなメドレーです。
    構成とアレンジがスバ抜けて上手いのは流石の二人ですね。良重ねが連発しているのとちょっと懐かしさのあるアレンジが素晴らしい。
    J-POPが中心なのでBPMが全体的にゆったりめなのもポイントです。早すぎないので適度にのれるのがいいですね。
    平成を生きた人なら青春がどこかにきっとあるはずなのでとてもオススメです、聞きましょう。

  8. ニコニコイレギュラー / 八七九三面記事(記事口授×berg8793)


    ▲ 完全に理解するのは人類には早すぎる。

    DJM作品の一つ。ヤバい人(誉め言葉)同士が組んで生み出した変拍子のヤバいメドレー。
    さも当然にように変拍子楽曲を繋いだり重ねたりしているのですが!?音楽的にも破綻しておらず現代アート的な雰囲気になっています。
    変拍子で隠れがちですが、アレンジや展開も章構成でまとまりがあって好きだったりします。全体的に民族音楽っぽさがあっていいですね。
    これを聞いた後だと4分の5拍子や7拍子ですら普通に聞こえるという不思議。世の中にはいろんな曲があるんだなあと感心しました。

  9. 俺等得邦楽 / P.M.N(ピーマン)(8:51:22 pm×M.N)


    ▲ 下のひとくちコメントも地味に好きです。

    DJM作品の一つ。説明文のとおり普通のJ-POPメドレーですが、個人的にとても"良さ"を感じたので選出。
    特徴なのが「ベテランがルーキーのサポートをする」というところ。こういう交流があれば素敵だなあと思っていたものが来てくれました。
    2000年代が青春の身なので、個人的に選曲もかなり刺さりました。アレンジもどちらもいい感じですねえ。
    すごい作品や新しい作品がたくさん生まれたDJM。でもこういう普通なメドレーもいいもんだなあと感じました。

  10. すらすら駆け抜けるアニソンメドレー (Respect) / Theodor


    ▲いきなり上手い繋ぎが出てきて笑ったところ。

    駆けアニを原曲でリスペクトするという趣旨のメドレー。原曲メドレーの新たな可能性を感じました。
    原曲メドレーで綺麗な繋ぎが出来ているのがすごいです。重ねができないので余計に難しいはずなのですが違和感が全然ありません。
    その上で本家の繋ぎ方や展開をかなり忠実に再現しています。共通音のフェード入れ替わりなんかも盛り込まれています。抜かりないです。
    聞いていると本家のあのサウンドが目に見えてくるようなメドレーでした。こういう駆け抜けるもいいですね。